IPO新規株式上場 エクスモーション(4394) 社長の横顔 初値見通しは

IPO新規株式上場

エクスモーション(4394) について検討してみました。

 

 

1 代表取締役社長 渡辺 博之さん

企業の成長は、何より人で決まるという信念の元、まずは代表取締役社長の渡辺 博之さんの横顔を見ていきます。

 

1) プロフィール

横浜国立大学卒業。

1987年4月ロジック(株)に入社。
通信機器のファームウェア開発と、Windowsアプリケーションの開発に従事。
1994年以降は、オブジェクト 指向の導入を進める。

1996年6月(株)オージス総研に入社。
組込み分野におけるオブジェクト指向技術の導入支援事業の立ち上げ。
コンサルタントとして現場支援や人材育成に携わる。

2008年9月(株)エクスモーションを設立する。

主な著書として、「思考系UMLモデリング即効エクササイズ」(翔泳社)、「組み込みUML」(翔泳社)がある。

 

 

2) 大学時代は大学生協の理事会活動に熱中。卒業後は商社に就職。

横浜国立大学在学中には4年間、大学生協の理事会活動に熱中して、コミュニケーション能力など社会人としての基盤となる能力を身につけたそうです。

 

私は、大学生協の理事会活動というものを全く知らなかったのですが、知人から聞いたところによるとスポーツなどのレクレーション活動もあり、大学サークルのように楽しい面もあるそうです。

 

さらに、学生の意見をまとめてそれを生協活動に反映させることなど、社会人になってから役に立つことも多そうですね。

 

横浜国立大学卒業後は、大手メーカーへの就職も可能だった中で、商社に就職。

 

そこで、2年間営業に従事し、エンジニアになるために転職をします。

 

 

3) 製造業での非効率的な開発現場に直面してコンサルティングの重要性を実感

転職後、まず製造業の非効率的な開発現場を目の当たりにしました。

そこで、どんどん合理的な開発手法を取り入れるカイゼンを行い成果をあげていきました。

合理的な開発手法を推進していく中で、外部からの技術コンサルてイングの重要性を実感しました。

開発現場に直面していると、どうしても目の前のことに精一杯になり、新しい手法を取り入れる余裕はありません。

そのような状況の時に、外部からのコンサルティングが必要になるのです。

この思いが日増しに強くなっていき、コンサルティングに特化したエクスモーションを2008年に設立しました。

 

 

参考:「エクスモーション社サイト」「情熱社長

 

 

2 会社概要

1) ミッション

「お客様の変革を支援し、成功に導く」

 

2) 事業内容

組み込みソフトウェアに特化した、テクニカルコンサルティングおよびエデュケーションサービス

 

コンサルティング事業

  • プロジェクト診断(問題発見と改善策の作成・提案)
  • 現場支援

 

教育・人材育成事業

  • 現場で活用できるスキル習得のための実践的コースの提供

 

3) 従業員数

46人(2017年6月時点)

 

4) 本社所在地

東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー23階

 

5) 主要株主

(株)ソルクシーズ   71%

 

3 IPOスケジュール

抽選申込期間  7月9日(月) ー 7月13日(金)
当選発表    7月17日(火)
購入申込期間  7月19日(木) ー 7月24日(火)
上場      7月26日(木)

 

 

4 幹事証券会社

主幹事: SBI証券

 

 

5 初値は

エクスモーション(4394)のメイン事業としている組み込みソフトウェアは、自動車などに組み込まれているもので、今後はますます高度なソフトウェアが組み込まれていくことは明らかです。

 

高度な組み込みソフトウェアには、これまで以上にコンサルティング需要が多くなるものと思います。

 

この案件も当選本数が多くはなく、初値も公開価格からの大きな上昇が期待できるのではないでしょうか。

 

 

6 抽選申し込みするかどうか

全力でということではありませんが、積極的に抽選申し込みしようと思います。

 

幸運を信じて。

 

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