IPO新規株式上場 GA technologies (3491) 社長の横顔 初値見通しは ジーエーテクノロジーズ

IPO 新規株式上場

GA technologies(ジーエーテクノロジーズ) (3491) について検討してみました。

 

 

1 代表取締役社長 樋口龍さん

企業の成長は、何より人で決まるという信念の元、まずは代表取締役社長の樋口龍さんの横顔を見ていきます。

樋口龍さんは、Jリーグのジェフユナイテッド市原に育成選手として所属するなど、異色の経歴をお持ちです。

 

1) プロフィール

1982年、東京の品川に生まれる。
幼少のころから世界的なサッカー選手を目指し、帝京高校に進学し、全国大会に出場。
帝京高校を卒業後、ジェフユナイテッド市原に育成選手として5年間所属。

24歳の時に、サッカー選手の夢を断念。ビジネスに転身する。
中堅不動産デベロッパーに入社し、7カ月でトップセールスになる。

2013年3月に起業。
株式会社GA technologiesを設立し、代表取締役に就任。

創業時から中古不動産の流通事業を展開し、現在はテクノロジーを活用したエンド・トゥー・エンドの不動産流通プラットフォームの構築を中心に事業展開を行っている。

 

 

2) 孫正義社長の「志高く」に衝撃を受ける

樋口龍さんが、サッカー選手としての夢を諦めた頃、ソフトバンクの孫正義社長の「志高く」という本に出会って衝撃を受けたそうです。

 

樋口社長は、この本を読むまではビジネスの世界を全く知らずに高齢者の世界だと思い込んでいたそうです。

しかし、この本を読んでみると、孫正義社長は中卒で米国に留学後すぐに起業し、人生を賭けてビジネスに挑んでいる人がいることを初めて知りました。

また、この「志高く」から、世界を変えるためにはITを使うべきと考え、IT化が遅れている不動産業界にターゲットを絞りました。

 

まさに、樋口龍さんにとって人生を変えた一冊になったのですね。

 

 

 

 

3) 日本でベスト3に入るくらい仕事をした

樋口龍さんが不動産ディベロッパーに勤務されていた時は、「日本でベスト3に入るくらい仕事をしたという自身がある」というぐらい仕事に邁進していました。

仕事をする時の心構えは「絶対自責」であり、どんどんとビジネスマンとしてのスキルが向上していきました。

7ヶ月でトップセールスになり、その後、マネジメントの経験を積んで、樋口龍さんより2つ年下のマーク・ザッカーバーグ率いるFacebook上場のニュースをみて、動き出すのは今だと独立を決断しました。

 

参考:「PRESIDENT Online」「KeyPlayers

 

2 会社概要

1) ミッション

「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を。」

 

2) 事業内容

  • 家探しからリノベーション、資産活用、購入後の管理までをトータルでサポートする中古不動産ポータルサービス「Renosy(リノシー)」の開発、運営。
  • 投資物件情報の提案、収支シミュレーション、キャッシュフローの管理、物件管理まで、不動産投資に関わるワンストップサービス「Renosy Insight (リノシーインサイト)」の開発、運営。

 

3) 従業員数

195人

 

4) 本社所在地

東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエア 8F

 

 

3 IPOスケジュール

抽選申込期間  7月6日(金) ー 7月12日(木)
当選発表    7月13日(金)
購入申込期間  7月18日(水) ー 7月23日(月)
上場      7月25日(水)

 

4 主幹事証券会社

SBI証券

 

 

5 初値は

ICT化が進んでいなかった不動産業界に狙いをつけてICTにより差異化を図ったという着眼点が同社の大きな特徴だと思います。

 

また、日本では一向に活性化していない中古不動産市場ですが、東京オリンピック後には活性化するとの見通しもあり、この点も同社にとっては追い風です。

 

当選本数が少なめなので希少価値にはなるでしょう。

 

良い条件が揃っているため、初値は、公開価格から大幅上昇が大いに期待できると思います。

 

 

6 エントリするかどうか

同日上場がもう一社あるので、全力でエントリというわけにはいきませんが、できる限りの力でエントリしようと思います。

 

幸運を信じて。

 

 

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