東京オリンピック《飛び込み》チケット抽選申込 値段、日程、会場、狙い目は

東京オリンピック2020 観戦チケットの抽選申込締切5/28(火)に迫ってきました。

 

2秒の演技で全てが決まるオリンピックの飛び込み

 

ダイナミックな演技と一瞬にして勝敗が決するエキサイティングな展開、そして美しい入水と生観戦には最適の種目です。

 

東京オリンピック2020の「飛び込み」をできるだけ確実に観戦するにはどうすれば良いか、チケット抽選申込に向けて、会場、日程、チケットの値段、価格などを紹介します。

 

 

1 オリンピックでの飛び込み

1) 1904年の第3回大会から実施

飛び込み競技のオリンピックの歴史は古く、近代オリンピック第3回大会である1904年のセントルイスオリンピックから実施されています。

 

さらに、2000年のシドニーオリンピックからシンクロナイズドダイビングが種目に加わりました。

 

 

2) オリンピックで採用される飛び込み種目

オリンピックで採用される飛び込み種目は男女ともに

  • 10m高飛び込み
  • 3m飛板飛び込み
  • 10mシンクロナイズドダイビング高飛び込み
  • 3mシンクロナイズドダイビング飛板飛び込み

の4つがあります。

 

① 高飛び込みと飛板飛び込みの違い、相違点

高飛び込み飛板飛び込みの最も大きな違いは、台に反発力があるかないかです。

 

飛び込みの場合は、台に弾力性がなく反発力を利用することができません。

 

一方、飛板飛び込みの場合は、ジュラルミン製の飛板を台に使っているので反発力を利用することができます。

 

 

② シンクロナイズドダイビング

シンクロナイズドダイビングは、2人が同時に飛び込むものもです。

個々人の技能に加えて、同時に飛び込む2人が以下に同調して(シンクロナイズドして)いるかが順位の大きな分かれ目になります。

 

 

3) オリンピックでの強豪国

オリンピックの飛び込みは、歴史的には米国が圧倒的な強さを誇っていました。

 

しかし、近年は米国に代わり中国が圧倒的な強さを誇っています。

 

1984年ロサンゼルスオリンピックで中国の周継紅選手が女子10m高飛び込み金メダルを獲得し、男子3m飛板飛び込みでは中国の譚良徳選手が銀メダルを獲得して、弾みをつけます。

 

その後、1992年のアトランタオリンピック以降は中国が安定して圧倒的な強さを見せるようになりました。

 

直近のオリンピックで中国が獲得した金メダルは次の通りです。

  • 2008年の北京オリンピックでは8種目中7種目の金メダル
  • 2012年のロンドンオリンピックでは8種目中6種目の金メダル
  • 2016年のリオデジャネイロオリンピックでは8種目中7種目の金メダル

 

このように中国が圧倒的な強さを誇っています。

 

 

4) 日本選手のオリンピックでの活躍

これまで日本選手はオリンピック飛び込みでメダルを獲得したことはありません。

 

入賞は、古くは1936年ベルリンオリンピックで柴原恒雄選手、小柳富男選手、大沢政代選手、大沢礼子選手、香野夫佐子選手が入賞を果たしています。

 

近年では、1996年のアトランタオリンピッックで元渕幸選手、2000年のシドニーオリンピックで寺内健選手、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは板橋美波選手が入賞を果たしています。

 

 

5) 東京オリンピックへの展望

東京オリンピック2020の飛び込みで活躍が期待される日本選手を紹介します。

 

まず、金戸凜選手です。

女子10m高飛び込みで世界ランキング2位(2019年5月現在)につけており十分に金メダルも狙える位置にいます。

 

金戸凛選手は、祖父、祖母、父、母が飛び込みのオリンピック日本代表と飛び込み一家で育ちました。

 

父はバルセロナオリンピックで8位入賞の金戸恵太さん、母はアトランタオリンピッックで6位入賞の元渕幸さん(現姓:金戸)です。

 

また、リオデジャネイロオリンピック8位入賞の板橋美波選手にも期待です。

左足の怪我で2019年7月に行われる世界選手権には出場できませんが、怪我からの復活に期待です。

 

さらに、男子では2019年4月の日本選手権で史上最年少優勝した12歳の玉井陸斗選手にも期待が高まります。

2019年7月の世界選手権には年齢制限で出場することはできませんが、東京オリンピック2020には出場できます。

年齢的にも伸び盛りだと思いますので、東京オリンピック2020までにどこまで実力を伸ばせるか楽しみです。

 

https://twitter.com/gorin/status/1124233868511412225

国際オリンピック委員会(IOC)日本語公式ツイッターより

 

 

2 飛び込み チケット抽選申込

では、東京オリンピック2020 飛び込み観戦チケット抽選申込にあたっての必要な情報を紹介します。

 

なお、チケット抽選申込方法は別の記事に詳しく記載しておりますのでそちらをご覧下さい

 

1) 会場と日程、時間帯、種目、予約コード

① 東京オリンピック 飛び込み会場

東京オリンピック2020飛び込みの会場は、新設される東京アクアティクスセンターです。

収容人数は15,000人、アクセスは東京メトロ有楽町線「辰巳駅」下車徒歩約10分のところに位置しています。

 

② 飛び込みの日程、時間帯、種目、予約コード

飛び込みの日程、時間帯、種目、予約コードを紹介します。

月日 時間帯 種目 予約コード
7/26(日) 15:00-16:00 女子シンクロナイズドダイビング3m飛板飛込決勝 TODIV01 
7/27(月) 15:00-16:00 男子シンクロナイズドダイビング10m高飛込決勝 TODIV02
7/28(火) 15:00-16:00 女子シンクロナイズドダイビング10m高飛込決勝 TODIV03
7/29(水) 15:00-16:00 男子シンクロナイズドダイビング3m飛板飛込決勝 TODIV04
7/31(金) 15:00-17:30 女子3m飛板飛込予選 TODIV05
8/1(土) 15:00-16:30 女子3m飛板飛込準決勝 TODIV06
8/2(日) 15:00-16:30 女子3m飛板飛込決勝 TODIV07
8/3(月) 15:00-17:30 男子3m飛板飛込予選 TODIV08
8/4(火) 10:00-11:30 男子3m飛板飛込準決勝 TODIV09
15:00-16:30 男子3m飛板飛込決勝 TODIV10
8/5(水) 15:00-17:30 女子10m高飛込予選 TODIV11
8/6(木) 10:00-11:30 女子10m高飛込準決勝 TODIV12
15:00-16:30 女子10m高飛込決勝 TODIV13
8/7(金) 15:00-17:30 男子10m高飛込予選 TODIV14
8/8(土) 10:00-11:30 男子10m高飛込準決勝 TODIV15
15:00-16:30 男子10m高飛込決勝 TODIV16

 

 

2) チケット価格、値段

東京オリンピック2020 飛び込みのチケット価格、値段を紹介します。

決勝、準決勝、予選のステージごとに価格が異なります。

ステージ A席 B席 C席 D席
決勝 ¥30,500 ¥24,500 ¥12,500 ¥8,000
準決勝 ¥12,500 ¥10,000 ¥7,000 ¥5,000
予選 ¥10,000 ¥8,000 ¥5,800 ¥3,500

 

 

3 飛び込み 狙い目の日程は

飛び込みは、予選も1回のセッションに全選手が出場します。

そのため、予選を見れば金メダリストの演技も見ることができるのです。

ですので、チケット価格も安く、抽選倍率も低くなると予想される予選の観戦が狙い目です。

 

 

4 まとめ

逆転劇も多く、スリリングな試合展開が予想されるオリンピックの飛び込み。

ここ最近のオリンピックでは中国が圧倒的な強さを見せていますが、日本選手も世界ランキング2位の金戸凛選手をはじめとしてメダルが狙える選手がいます。

 

東京オリンピック2020 飛び込みの観戦を予定している方はチケット抽選申込を忘れないようにしましょう。

 

 

5 他の競技の全日程、チケット価格、抽選申しみの狙い目

他の注目競技の全日程、チケット価格、抽選申込の狙い目等については、各競技ごとに以下の記事に掲載しています。

 

 

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