「6億円あればやりたいことリスト」を作ってみた。
やりたいことリストを書けばそれが実現して人生が激変する、とよく言われています。
確かに、それはある意味で正しいと思います。
しかし、やりたいことリストにも欠点があります。
それは、書き出した「やりたいこと」が「本当にやりたいこと」ではない場合が多いのです。
読者のみなさまも、「やりたいことリスト」を作ってみたことがあると思いますが、作ってみたら意外と現実的なことしか出てこないなあと思ったことがあるのではないでしょうか?
そこで、この「やりたいことリスト」を「本当にやりたいことリスト」にするための方法を考え、実際に「本当にやりたいことリスト」を作成してみました。
目次
1 やりたいことリストの欠点
私もやりたいことリストを書き出したことが何度かあります。
やりたいことを100個書き出してみました。
しかし、書き出したものをみると、どうも違和感があったのです。
1) 違和感の正体
やりたいことリストはすべての制限を外して、本当にやりたいことを書き出していこうというものです。
しかし、書き上げたリストをみて大きな違和感を感じていました。
書き上げたリストを一つ一つ分析していった結果、違和感の正体が掴めました。
それは現実的な制限を外すことができていなかったのです。
そして、一番大きかったのが、金銭的な制限を外すことができていなかったことによる違和感でした。
2) 制限を外すために制限をつけてみる
違和感の正体がわかりましたので、対策を考えてみました。
制限がなくやりたいことを書き出してみようといっても、これまではどうしても現実的な範囲で考えていました。
であるなら、制限をつけて制限を外してみようと考えました。
2 「6億円あればやりたいことリスト」を作ることにしました
私の場合、金銭的な制限を自分で作っていたので、この金銭的な制限を外すために制限を作ってみました。
ズバリ、「6億円あればやりたいことリスト」を作ることにしました。
この6億円というのは、宝くじの当選金額と同額ですので、可能性は極めて低いですがあらかた非現実的な話ではありません。
そして、6億円という制限を設ければ、自分にとって金銭的な制限は外れると考えたからです。
3 「6億円あればやりたいことリスト」を作ってみた。
早速、「6億円あったらやりたいことリスト」を作ってみました。
6億円という具体的な制限がある中で、やりたいことを挙げていくことはとても楽しくワクワクしながら行うことができました。
やはり、6億円という制限をつけたことで自分のリミッターが外れたことが明確にわかりました。
恥ずかしいので(笑)、全部は公表できないのですが、その一部を公表します。
- 家をリフォームしたい。
- 週に一回はルームクリーニングを依頼して家の中を綺麗にしたい。
- 家に料理人さんを雇って、子供達に健康で美味しいものを食べさせたい。
- 最新のApple製品を揃えたい。
- 朝起きた時に、今日は何をやるかワクワクしていたい。
- 温泉でのんびりしたい。
- スポーツジムに通って筋肉質な身体になりたい。
- 歯の詰め物をセラミックにしたい。
- 顔にあるシワ、シミをとりたい。
- エンジェル投資をしたい。
と、こんなところでした。
4 「6億円あればやりたいことリスト」を作ったことの効果
改めて自分が作成した「6億円あったらやりたいことリスト」を振り返ってみると、次のことに気づきました。
- 物欲はアップル製品以外、ほとんどない。
- 家族の健康を願っている。
- 綺麗な環境で暮らしたい。
- 投資家になりたい。
- 自由な時間を欲している。
これは、とても意外でした。
欲しいものがいっぱいあるかなあ、と思いきやそうでもありませんでした。
そして、私の中で最も重要視しているのは、家族、健康、自由な時間 ということが改めてわかりました。
また、6億円という制限をいれずに、ただの「やりたいことリスト」を作ったときには、どんな仕事をしたいということがいっぱい出てきました。
しかし、今回「6億円あったらやりたいことリスト」を作った際には、どんな仕事をしたいのかは、全く出てきませんでした。
仕事をしたいというのは、本音ではなかったようです。(笑)
これが明確になっただけでも、この「6億円あればやりたいことリスト」を作成してよかったです。
5 今後「6億円あればやりたいことリスト」をどう活用していくのか
「6億円あったらやりたいことリスト」を書いてみて、自分が本当に欲していることがわかりました。
このリストを毎日見て、書いたこと全てを実現できるようにしたいと思います。
この「6億円あればやりたいことリスト」を作成して、自分が真にやりたいことがわかったので、本当に作成してよかったです。
自分が本当に何をやりたいのか明確でない人、「やりたいことリスト」を作成してみたものの今ひとつ効果がなかった人には、「6億円あればやりたいことリスト」の作成はとてもオススメです。
ぜひ、「6億円あればやりたいことリスト」を作成してみてはいかがでしょうか。