立花孝志さん(N国党)の経歴に驚いた (4)統合失調症、躁鬱病から寛解

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NHKから国民を守る党(N国党)党首 立花孝志さんの経歴に驚いたの連載4回目です。

 

今回は、あまり知られていないのですが立花孝志さんは統合失調症躁鬱病に10年ほど、苦しめられていた時期がありました。

 

何度も「死んでしまいたい」と思うほど辛く苦しいものだったそうです。

 

現在では寛解したとのことですが、統合失調症、躁鬱病などの心の病を患っている方にも理解が深く、度々動画でもメッセージを送られています。

 

 

辛く苦しい心の病(統合失調症、躁鬱病)をどう立花孝志さんが乗り切ったのか、また心の病へ苦しんでいる方へのメッセージを、立花孝志ウォッチャーである筆者が魂を込めてお伝えします。

 

 

 

1 まずはうつ病と診断され、その後に統合失調症

1) NHK在職時にうつ病と診断される

立花孝志さんはNHK在職時の2004年9月30日にうつ病と診断されました。

そして、その後しばらくして6ヶ月間治療のため会社を休みました。

 

なお、会社を休む時の診断書はうつ病ではダメと言われたため、慢性疲労症候群とせざる得なかったそうです。

 

 

2) 週刊文春に内部告発後、統合失調症に

その後、立花孝志さんは週刊文春にNHK不正経理の内部告発をしました。

 

そして、しばらくして統合失調症の診断を受けます。

 

統合失調症とは、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患で100人に1人弱がかかる頻度の高い病気です。(厚生労働省サイトより)

 

立花孝志さんはこの時のことを振り返って、

 「辛かった。

  熱は出る、体は痛い

  死にたいと思ったが、死ぬ勇気はない。

と語っています。

 

あまり、弱音を吐かない立花孝志さんがこのように言うのですから、その辛さは想像を絶するものです。

 

 

3) うつ病ではなく躁鬱病だった

なお、最初にうつ病と診断された立花孝志さんですが、その後に躁鬱病だったことが判明します。

 

躁鬱病(双極性障害)とは、躁状態とうつ状態をくりかえす病気です。(厚生労働省サイトより)

 

躁鬱病の人の多くは最初はうつ病と診断されることが多いそうです。

と言うのも、躁状態の時は自分では病気だと思わないのでこの状態のことを医師に伝えないからです。

 

 

2 統合失調症、躁鬱病との闘い

では、立花孝志さんが統合失調症、躁鬱病とどのように闘ったのかをみていきましょう。

 

1) まずは病気を受け入れ、投薬治療を始める

統合失調症、躁鬱病になる人の多くは、なかなか病気を受け入れることができないのだそうです。

 

例えば、米国のシンガーソングライター マライア・キャリーさんはなんと17年間も躁鬱病であることを受け入れることができなかったそうです。

 

立花孝志さんは、病院で診断を受け、病気を受け入れまずは投薬治療を始めました。

 

 

2) 何もしないでエネルギーを貯める

立花孝志さんは、投薬治療と同時に、何もせずにエネルギーを貯めることにしました。

 

ドラマをみたりして、本当に何もしなかったそうです。

 

2ヶ月ぐらい電車にも車にも乗らない時期もあり、食べ物を買いに外出するだけという日々もありました。

 

 

3) 全ての責任を捨て離婚もしゼロになった

そして、全ての責任を捨てゼロになって活動することをやめました

仕事もなくなり、離婚もしてやることがなくなりました。

 

家族を捨ててまでしないと治療をすることができないというのが現実だったそうです。

 

大阪府堺市の実家に戻り、お母様と二人で生活したそうです。

 

眠れない時は、睡眠薬を服用していました。

 

 

3 寛解へ

これらの対応が功を奏し徐々に回復へと向かいました。

 

立花孝志さんが船橋市議会議員へなった頃(2015年4月)からは睡眠薬を服用しなくても眠れるようになったそうです。

 

そして、2017年ごろからは通院をしなくても大丈夫になったそうで寛解したと言って良いとのことです。

 

 

4 心の病を抱える人へのメッセージ

1) 立花孝志さんから心の病を抱える人へのメッセージ

  • 心の病と闘うには医師に頼るしかない。
  • 良い医師に巡り会えるよういくつか心療内科に行ってみる。心の病は突然具合が悪くなるので予約をしなくてもいける医師が良い。
  • 病気の人に一番大切なのはゆっくりと話を聞いてもらうこと。
  • 焦らずにゆっくり休む。怖いことはない、生活保護がある。
  • しんどいときはサボってください、好きなことだけしてください。
  • 死んでは絶対に行けない。
  • 死ぬ勇気があるなら、家族も仕事も捨ててゆっくりしよう。
  • 心の病は頭の良い人にしかならない病気だと考えよう。

 

 

2) 選挙演説中に心の病の人へ向けたメッセージ【動画】

大阪府堺市長選挙に立候補した時に、心の病と闘って来た当時の主治医から声をかけられた立花孝志さん。

 

何度も自殺しようと思った時に救ってくれた主治医と再開し、感極まり心の病を抱えている人へ向けたメッセージをしてくれています。

 

感動的な演説です。

YouTube NHKから国民を守る党 総合チャンネルより

 

 

5 まとめ

現在のエネルギッシュで行動力溢れる立花孝志さんが、統合失調症、躁鬱病だったとは想像もつきません。

心の病との辛く苦しい闘いに勝って元気な立花孝志さんをみると、心の病と闘っている人たちにとっても勇気が出るのではないでしょうか。

 

立花孝志さんが心の病と闘ったことを語っている動画を紹介しますので、この動画も是非ご覧ください。

YouTube立花孝志公式チャンネルより

 

 

YouTube立花孝志公式チャンネルより

 

 

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