メールが怖い、仕事のメールが怖い時の対処法

メールを見るのが、怖いと思った時はありませんか?
実は私は、ほぼ毎日と言っていいほどメールを見るのが怖い時期がありました。
特に、怖いのは仕事関連のメールを朝一番に見る時。
毎日、このメールを見ることがかなりのストレスになっていました。
しかし、いくつかの方法を試したながら徐々にメールを見るのが怖くなくなっていき、今ではほぼ怖くなくなりました。
メールを見るのが怖くて怖くて仕方なかった私が、克服した対処法を紹介しますね。
1 メールを見るのが怖くて仕方なかった時
私にはメールを見るのが怖くて仕方なかった時がありました。
どのように怖かったのか、その時の状況をまず紹介します。
1) 会社のメールを見るのが怖くて仕方がなかった
会社のメールを見るのがずっと怖くて仕方ありませんでした。
会社のメールで気分がよくなることは、まずありません。
会社のメールは基本的には仕事の押し付け合いだったり、叱責だったりと気分が悪くなるメールがとても多いものです。
これは、ほとんどのサラリーマンに共通していることだと思います。
私は、人より感受性が強いHSP(Highly Sensitive Person)の傾向があることもあり、メールを開くたびにドキドキしていました。
2) 特に怖いのは朝一番で仕事のメールを見るとき
特に会社のメールで一番怖いのは、朝一番でメールを見るときです。
朝一番は、前日の夜に溜まったメールが複数件あるのが通例です。
また、夜に送られて来るメールは、送信者側としては夜だと緊張感が欠如してしまうのか、暴言等が入り混じったメールを受け取ることも多いものです。
このため、朝一番にメールを見るのが会社生活で1番の恐怖になっていました。
特に、月曜日の朝一番にメールを見るときの恐怖といったら、生半可なものではありませんでした。
3) 知人からのメールも怖くなった
会社のメールを見るのが怖くなってからしばらくした後、会社とは関係のない知人からのメールを見るのも怖くなりました。
比較的親しい知人であっても、メールだと細かいニュアンスがわからずに起こっているのかどうかさえかも判断するのが難しくなっていました。
この時期からは、メール恐怖症とも言える状況に陥っていたのだと思います。
2 なぜメールを見るのが怖いのか
では、なぜメールを見るのが怖いと感じるのでしょうか。
メールが怖いと思う理由は、主に次の3つです。
1) ネガティブな想像をしてしまう
メールの着信通知は誰から着信があったことを知らせるのみで、着信通知があった時点でその内容はわかりません。
そのため、メールを送ってきた人と良好な関係を築いている場合は別ですが、それ以外の場合はどうしてもネガティブな想像が頭の中に一瞬で膨らむことが多いのです。
特に、メンタル的に弱っている時にはネガティブな想像が加速されます。
このネガティブな想像が一瞬で膨らんだ結果、メールを見るのが怖いという感情になってしまいます。
2) 過去に自分に対する批判や不利な要求へのトラウマ
誰しも、メールで自分に対する批判や不利な要求等があったという経験が過去にあるでしょう。
特に、その批判や不利な要求の度合いによっては、トラウマになっている人もいるでしょう。
そうなると、メールを受信するたびにそのトラウマが蘇り、メールを見るのが怖くなってしまうのです。
3) 過去に驚いた内容があったことへのトラウマ
メールの内容に、卒倒するレベルで驚いたという経験が過去にある人も多いことでしょう。
その驚きがプラスに振れる驚きならまだいいのですが、マイナスに振れる驚きだとメンタル的にダメージが大きくなります。
そして、マイナスに振れるメールをもらったことがトラウマとして心に刻まれます。
このトラウマにより、メールを見るのが怖くなってしまいます。
3 メールを見るのが怖い時にやってはいけないこと
しかし、メールを見るのが怖いからといって、メールを見ないままにしてはいけません。
ここでは、メールを見るのが怖い時にやってはいけないことを紹介します。
1) 先延ばしにしてはいけない
メールを見るのが怖い時に、ついついやってしまうのがメールを見るのを先延ばしにしてしまうことです。
メールを見るのを先延ばしにしてしまうと、明日見よう、明日見ようということを毎日繰り返すことによって1ヶ月ぐらいはすぐに経過してしまいます。
この間、心の中ではずっと、メールには何が書いてあるのだろうということが気になっているはずです。
これでは、メンタルに良いわけがありません。
先延ばししたくなる気持ちはわかりますが、やはりメールは極力早く見た方がメンタル面でも良い影響があるでしょう。
2) メールを削除してはいけない
メールを見るのが怖い時に、メールを削除してしまうという人もいるでしょう。
私もメールを見るのが怖い時に、メールを削除してしまったことが何度かありました。
メールを削除して、ゴミ箱からも削除してしまうとメールを復元することはできなくなってしまいます。
そうすると、後々あのメールは何だったんだろう?と思ってしまい、余計にメンタルが不安定になってしまいがちです。
よって、メールを見るのが怖い時でもメールを削除するのはやめるべきです。
4 メールが怖い時の対処法
では、メールが怖いと思っている時の対処法を紹介します。
1) とにかく開封する
メールが怖いと思っている時は、メールを開封するのがとても怖いものです。
しかし、開封しないままでいるのはデメリットしかありません。
まずは、怖い気持ちを抑えて開封しましょう。
開封した方が、メンタル面でもメリットがあるのです。
2) 遠目でざっと眺める
メールを開封したら、次はまず遠目でざっと眺めてみましょう。
メールを読むのが怖い時には、じっくりとメールを読むというのは辛いものです。
ですので、まずはざっと何について書かれているのか見ましょう。
感覚としては遠目でメールを眺めるという感じです。
これで、メールに書かれていることが、何に関してのものかがわかるはずです。
3) 気持ちを落ち着かせる
メールを遠目で眺めてみると、実はさほど怖い内容のメールではなかったということが多くあると思います。
この場合は、あとは冷静に対処しましょう。
しかし、メールを遠目で眺めていて、実際に怖い内容のメール、嫌な内容のメールだった場合もあるでしょう。
そのような時は、まずは心を落ち着かせることに専念しましょう。
心が落ち着いていない状態のままでは、何をやってもうまくいくことはありません。
具体的には、散歩に行ったり、瞑想をしたりするのが良いでしょう。
特に散歩はおすすめです。
30分程度の散歩をすれば、少なくともメールを遠目で眺めた直後よりは心が落ち着いているはずです。
4) メールをじっくり読んで、起こりうる最悪の事態を書き出す
散歩などをして心が落ち着いたら、先ほど遠目で眺めたメールを改めてじっくり読み返してみましょう。
改めてじっくりと読み返してみると、遠目で眺めた時よりは嫌な内容のメールではなかったということがわかるかもしれません。
しかし、改めてじっくり読み返してみても嫌な内容のメールであった場合は、起こりうる最悪の事態を書き出しましょう。
怖い気持ちがなぜ起こるかというと、将来何が起こるかわからないから起こるものなのです。
将来、起こりうる最悪の事態を明確にしておくと、怖い気持ちも軽減されます。
この時に重要なことは将来起こりうる最悪の事態を必ず書き出すことです。
スマホやパソコン、手帳などに必ず書き出しましょう。
書き出さないで頭の中だけで考えていると、ぐるぐると思考が回ってしまい将来起こりうる最悪の事態が明確になることはありません。
5) 必要に応じて返信を書く
最後に、必要に応じてメールへの返信を書きましょう。
メールを返信するタイミングは、状況に応じて異なってきますが返信の下書きだけは早めに書いた方が心も落ち着きます。
また、返信の下書きを書いて少しの時間をおくと、もっとこう書いた方が良いという考え、カイゼン案が出て来るかもしれませんので、早めに下書きを書くと良いでしょう。
5 まとめ
メールを見るのが怖い時というのは誰にでも起こることです。
そして、この事態を適切に対処しないとどんどん気分が沈んでしまい滅入ってしまいます。
そのため適切な方法で対処することが必要です。
私の経験から編み出した対処法が読者の方のお役に立てればこれ以上嬉しいことはありません。
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