【ル・クルーゼ ココット・ロンド】シグニチャー サイズ選び 使い勝手 18 20 22
フランス生まれのおしゃれなキッチンウェア「ル・クルーゼ」。
いつかは憧れのル・クルーゼのキッチンウェアで料理をしたいと思っている人も多いはずです。
そのル・クルーゼのキッチンウェアの中で定番なのが鋳物ホーロー鍋のココット・ロンドです。
ただ、使い方が難しいかもしれない、どのサイズを選んだら良いかわからないなどと感じていて躊躇されている方も多いようです。
そこで、ル・クルーゼのココット・ロンドの特徴、製品ラインナップ、サイズの選び方、レシピなど詳しく紹介します。
これを読めばココット・ロンドの購入するサイズが決まり、ますます料理をしたくなること間違いありません。
目次
ル・クルーゼのココット・ロンド
ココット・ロンドとは
ココット・ロンドとはフランス生まれのル・クルーゼが職人の技を惜しみなく投入し世代を超えて世界中で愛されている鋳物ホーロー鍋の総称です。
毎日使っても100年でも持ちこたえる丈夫さから100年鍋とも言われています。
さらに、すぐれた熱伝導や、独自のスチームコントロール機能などにより素材の雑味は逃しながら、旨みと栄養をしっかり閉じこめるなど美味しい料理を作る機能が満載の鋳物ホーロー鍋です。
ル・クルーゼとは
1925年にフランスの北部にあるフレノワ・ル・グランで設立されたル・クルーゼ。
デザイン性を重視したキッチンウェアであり、かつ熱が逃げにくく温度が下がりにくいという機能性から世界各国で人気を博しています。
日本では、1991年にル・クルーゼ ジャポン株式会社が設立され、日本独自の製品の開発、販売なども行っています。
美味しい料理になる秘訣
ル・クルーゼのキッチンウェアで料理をするとなぜ美味しいのか。
これには次の4つの秘訣があります。
- 優れた熱伝導と蓄熱性
- ドーム型のフタ
- スチームコントロール
- エナメルへのこだわり
それでは、ひとつひとつ説明していきます。
優れた熱伝導と蓄熱性
ル・クルーゼの鋳物の第一の特徴として、優れた熱伝導と蓄熱性が挙げられます。
この特徴により、ゆっくりムラなく熱が入り、食材が煮崩れせず、甘みや旨みを最大限に引き出すことができるのです。
これにより、料理が冷めにくくなり、かつ料理を温かく保つことが出来ます。
ドーム型のフタ
ル・クルーゼの長年の研究と開発により生まれ、今なお進化しているのがドーム型のフタ(ドームエフェクト)です。
このフタの効果で熱と蒸気が食材を包み込むように廻ります。
スチームコントロール
フタには3ヵ所の細かなスチームポイントがあります。
この3つのスチームポイントからゆっくりと均一に蒸気が抜けることにより素材の雑味を外に逃がし、旨みを引き出すことができます。
エナメルへのこだわり
ル・クルーゼのデザイン性は、長年のエナメルコーティング技術開発でエナメルの美しい色作りをしている点が大きく寄与しています。
さらに、耐久性や使いやすさも追求しており、臭い・汚れがつきにくく、耐衝撃性も進化を続けています。
100年鍋と言われる秘訣
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋の鋳物は、加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷えて固まった後、型から取り出して作ります。
そのため、継ぎ目がなく耐久性にとても優れています。
また、こだわりのエナメルによって食材の酸やアルカリへの耐久性もあります。
このような耐久性から、フランスでは三世代に渡ってル・クルーゼのキッチンウェアを使い続ける家庭も珍しくありません。
食卓にそのまま持っていけるお鍋
ル・クルーゼのココット・ロンドは、出来立てのお料理を入れたまま食卓に持っていけるお鍋として知られています。
通常のお鍋だとお料理を入れたまま食卓に持っていくことは、食卓の美観の観点からも憚られます。
しかし、ル・クルーゼのココット・ロンドは、その鮮やかな色彩やファッション性から、むしろ好んでそのまま食卓に持っていっている方が多いのです。
ココット・ロンドのラインナップ
それでは、ル・クルーゼのココット・ロンド の製品ラインナップを紹介します。
現在販売しているのは「ココット・ロンド」と「シグニチャー」モデル
現在、ル・クルーゼの製品ラインナップで販売されているココット・ロンドのシリーズは次の通りです。
- シグニチャー ココット・ロンド
- ココット・ロンド
ル・クルーゼ公式サイトでは、シグニチャー ココット・ロンドのみの販売となっております。
Amazonのル・クルーゼ公式ショップをみるとココット・ロンドもシグニチャー ココット・ロンドも販売されています。
「シグニチャー」モデルとは
ココット・ロンドの進化形がシグニチャー ココット・ロンドです。
進化したポイントは次の4つです。
- らくらくハンドル
- 持ちやすいツマミ
- アイコニックな3本ライン
- 進化したエナメル
シグニチャー ココット・ロンド (ブラックツマミ)
それでは、いよいよここからココット・ロンドの製品ラインナップを紹介します。
まず初めに紹介するのがシグニチャー ココット・ロンド(ブラックツマミ)です。
- ル・クルーゼの定番ココット・ロンドのシグニチャーモデルです。
- ムラのない熱まわりで、煮込み料理はもちろん炊飯にも適しています。
- 従来のココット・ロンドに比べ、ハンドルが握りやすく、ツマミも持ちやすくなってます。
シグニチャー ココット・ロンド (シルバーツマミ)
シグニチャー ココット・ロンド (ブラックマットホーロー)
- ブラックマットホーロー加工は、油馴染みがよいため、食材がこびりつきにくく、焼き付ける料理が得意です。
- ローストビーフなど表面を焼き色をつけてからふっくら蒸し焼きにするお料理や、肉を焼き付けてから煮込むシチューなどに最適です。
- 汚れが目立ちにくいのでル・クルーゼ初心者にもおススメです。
ココット・ロンド 14cm ベアーツマミ
- 離乳食作りにぴったりです。
- 小さめのお鍋にふんわりとやわらかい色合いのカラーがそろいました。
- 毎日の食事だけでなく特別な日の本格レシピもこなします。
シグニチャー ココット・ロンド ブライダル・ギフトセット
- シグニチャー ココット・ロンド 18cm コースタルブルー
- ブライダル・ギフトセット(サービングボール×2&カトラリー・レスト×2) ホワイトラスター
サイズ選び
サイズ一覧とサイズ選びの目安
まずは、シグニチャー ココット・ロンドのサイズ一覧を紹介します。
サイズ | 直径(取手込) | 高さ(フタ込) | 容量 | 重量 | 家族構成 | 炊飯 | カレー | 価格(税込) |
14CM | 14(20.5)cm | 7.3(11)cm | 0.9L | 1.9kg | ー | ー | ー | ¥19,800 |
16CM | 16(23)cm | 8(12.5)cm | 1.3L | 2.2kg | 1-2人分 | 1合 | 約3皿分 | ¥24,200 |
18CM | 18(25.5)cm | 8.5(13.5)cm | 1.8L | 2.6kg | 2-3人分 | 2合 | 約5皿分 | ¥27,500 |
20CM | 20(28.5)cm | 9.5(14)cm | 2.4L | 3.1kg | 2-4人分 | 3合 | 約8皿分 | ¥33,000 |
22CM | 22(30)cm | 10(15)cm | 3.3L | 3.7kg | 3ー5人分 | 4合 | 約10皿分 | ¥36,300 |
24CM | 24(32.5)cm | 11(16.5)cm | 4.2L | 4.3kg | 4-6人分 | ー | 約12皿分 | ¥40,700 |
家族構成別おすすめサイズ
それでは、具体的にココット・ロンドを購入する際にはどのサイズが良いか紹介します。
サイズを選ぶ要素として家族構成がかなり重要ですので、家族構成別おすすめサイズを紹介します。
一人暮らしなら20cm
一人暮らしの場合は、20cmがおすすめサイズです。
少し大きいかなと思われますが、例えばカレーなど作り置きできる料理の場合にはこのぐらいのサイズが必要です。
また、ココット・ロンドはテーブルにそのまま持っていくことが特徴の一つですので、料理をお皿に取る時などのスペースが必要です。
よって、ル・クルーゼ公式サイトがお勧めしているよりも少し大きいサイズにするのがお勧めです。
二人暮らし
生活スタイルによって2通りのおすすめがあります。
ホームパーティーをせず家族が増える予定がない場合
ホームパーティーをせず、将来的に家族が増える予定がない場合は、22cmがおすすめのサイズです。
前述と同じ理由でル・クルーゼ公式のおすすめサイズよりは、大きめのサイズがおすすめです。
ホームパーティーをする、もしくは家族が増える予定がある場合
ホームパーティーをする場合、もしくは家族が増える予定がある場合のおすすめのサイズは24cmです。
24cmのサイズはかなり大きく感じられるかもしれませんが、ちょっとしたホームパーティーの際にはこのぐらいのサイズでないとかなり不便です。
テーブルにそのまま持って行っても、余裕のスペースがあるのでお皿に取り分ける際も便利になります。
三人暮らし以上
三人暮らし以上の場合のおすすめサイズは、24cmです。
かなり大きすぎると感じるかもしれませんが、作り置きする場合やテーブルにそのまま持っていってお皿に取り分けることなどを考えるとこのサイズがおすすめです。
やはり2種類のサイズは欲しいところ
家族構成別におすすめサイズを紹介しました。
さらに、本音を言うと2種類のサイズは欲しいところです。
おすすめサイズはいずれも大きめのサイズでしたので、2つ目としてそれより2サイズほど小さいものが欲しいところです。
2つ目の小さいサイズがあると、簡単な料理をする時にはグッと楽に料理をすることができます。
次の表におすすめサイズとできれば欲しいもう一つのサイズをまとめてみました。
家族構成 | おすすめサイズ | さらにもう一つ |
一人暮らし | 20cm | 16cm |
二人暮らし(家族増える予定あり) | 22cm | 18cm |
二人暮らし(家族増える予定なし) | 24cm | 20cm |
三人暮らし以上 | 26cm | 22cm |
ストウブ(staub)との比較
ル・クルーゼのココット・ロンドはストウブ(staub)と比較して、どちらにするか迷う方が多いです。
そこでストウブとどう違うのかを紹介します。
ストウブの一番の特徴は無水調理
ストウブの特徴で一番大きいのは、無水調理が得意なことです。
素材の水分を逃さず存分に活かし、野菜は甘さや風味が際立ち、お肉や魚はふっくらした仕上がりになります。
無水調理をメインにしたいと言う方にはストウブの方が向いているのかもしれません。
これに対してル・クルーゼのココット・ロンドは、無水調理もできますが、一番得意なのは煮込みや炊飯調理です。
さらに、鍋の機能を活かして食材を柔らかく優しく煮込むのが得意なのです。
ストウブは落ち着いたデザイン
次に外観の違いです。
ストウブは、色彩やデザインがとても落ち着いてるように感じます。
デザインは重厚感がありオーソドックスで、安心感を与えてくれます。
色彩も、どちらかというとシックな色彩になっています。
それに対して、ル・クルーゼのココット・ロンド のデザインは、斬新でファッショナブルな印象です。
また、ココット・ロンド の色彩も、華やかな印象を与えてくれます。キッチンやテーブルにおくととてもきらびやかな雰囲気になります。
使用上の注意点、お手入れ
オーブンでも使える
ココット・ロンド はオーブンでも使うことができます。
ル・クルーゼの公式サイトでも、「オーブンでは何度まで使用できますか?」の問に対して、以下のような回答が記載されています。
フタをしたままオーブンに入れる場合は、樹脂製ツマミの耐熱温度は従来モデルが200℃、シグニチャーモデルが250℃です。オーブンをご使用の際は手動でそれぞれの耐熱温度以下に設定してください。また、オーブンのスチーム、熱風、自動メニュー設定は耐熱温度以上になる場合もありますので、使用をお避けください。
電子レンジには使えない
ココット・ロンド は電子レンジには使えません。
ただ、ココット・ロンド をモチーフにしたミニココットという製品なら電子レンジでにも使用できます。
弱火が基本
ココット・ロンド は弱火で調理するのが基本です。とても熱伝導率が高く蒸気を逃しにくい構造ですので、弱火でじっくりと調理するのが適しています。
ただ、温めるまでに時間がかかるので最初だけは中火で行います。
炒め物にも使える
ココット・ロンド はとても汎用性に優れているので、もちろん炒め物にも使えます。
この場合も鍋を保護するためにも中火以下で使用するようにしましょう。
炊飯は大得意
ココット・ロンド は炊飯がとても得意です。
熱伝導性が高く蒸気を逃しにくい構造が炊飯を得意にしてくれています。
白米のみならず玄米なども美味しく炊き上げることができるのです。
ウッド製やシリコン製の調理器具
長く使うことが前提のココット・ロンドですので、調理器具には注意を払いましょう。
基本的には金属製の調理器具は、メタルマーク(銀色の筋状の線)がついてしまう可能性があるので避けた方が無難です。
デリケートなウッド製品やシリコン製品がおすすめです。
また、木べらや耐熱性樹脂加工の器具でも良いでしょう。
洗うときは基本中性洗剤で
ココット・ロンドは汚れが落ちやすいのも特徴の一つです。
そのため、中性洗剤で洗えばかなりきれいになります。
煤(すす)がついた場合などは、中性洗剤では落ちないので別の対策が必要です。
この場合は、重曹をキッチンペーパーにつけて洗うと汚れが取れることが多いです。
食器洗浄機でも洗えます
ココット・ロンドは食器洗浄機でも洗えます。
大切なココット・ロンドに傷がついてしまわないように、他の食器などと一緒に洗うのは避けた方が良いでしょう。
コゲがついてしまった時は
ココット・ロンドにコゲがついてしまった。
100年鍋と言われているココット・ロンドがこうなってしまうと悲しいですよね。
でも大丈夫です。
重曹を使えば、ほとんどのコゲは取ることができるのです。
ココット・ロンド に水を入れて重曹を入れて、まず中火で沸騰させた後、弱火で熱します。
火を消して冷めるまで待ちます。
すると、コゲが浮いてくるのです。
これで、スポンジでコゲを落とすことができるのです。
意外と重要な保管方法
ココット・ロンドを大切に使うために重要なのがその保管方法です。
サビがつかないように、保管する際には十分に水分を拭き取ってから湿気のない風通しの良いところに保管するようにしましょう。
また、ココット・ロンドは小さいサイズでも重量がそれなりにありますので、落下の衝撃を避けるためにもなるべく低い位置に保管するようにしましょう。
ココット・ロンドを使ったレシピ
美味しいお料理が作れるということでココット・ロンドを使ったレシピも多数出ています。
その中で、おすすめのものを紹介します。
ココット・ロンドのレシピ本
ココット・ロンドを始めとしたル・クルーゼのキッチンウェアで作るレシピ本も出ています。
選りすぐりレシピ
ル・クルーゼ公式サイトからココット・ロンドを使った選りすぐりレシピを紹介します。
牡蠣ご飯
ココット・ロンドを使うことで牡蠣の旨みをたっぷり出すことができます。
三つ葉とショウガの風味が上品にマッチした贅沢な味わいに仕上がります。
クラムチャウダー
シグニチャー ココット・ロンドを使うことにより、あさりの旨味を引き出し濃厚でクリーミーなクラムチャウダースープが出来上がります。
ブイヤベース
シグニチャー ココット・ロンドを使って、エビ、ムール貝、あさり、イカなどを十分に煮込むことにより、旨味満点のブイヤベースが出来上がります。
南仏風シーフードパスタ
シグニチャー ココット・ロンドを使って、魚介の旨味をたっぷりと引き出した南仏風シーフードパスタです。
かぼちゃとコーンのイエローカレー
ココット・ロンドでかぼちゃ、コーンなどを煮込んでできる、食物繊維、カロテン、ビタミンがたっぷりのイエローカレーです。
ココットロンドのお料理をおしゃれな食器で
ココット・ロンドで作った美味しいお料理は、できればおしゃれな食器で食べてみたいものですね。
そこで、ル・クルーゼのおしゃれな食器を紹介します。
プレート
ラウンド・プレート LC
ル・クルーゼの定番、ロングセラーのプレートです。
これひとつで何役もこなせます。
ミニ・フローラ・プレート
豆皿サイズのミニ・プレートは焼き菓子やプチケーキ、和菓子やソース、しょうゆ皿などとして使えます。
ディッシュ
フローラ・ディッシュ
フローラ・ディッシュは、十分な深さがあるので、シチューやパスタ、カレー、煮込み料理など、メインディッシュとして重宝します。
フローラ・ボール
特にMサイズは煮物などに最適です。
花のつぼみが開いたようなデザインがとても魅力的です。
ココット・ロンドを購入するには
ここまで、ココット・ロンドについて紹介してきました。
ここでは、ココット・ロンドを購入するには具体的にどうすれば良いかを紹介します。
オンラインショップで購入
ココット・ロンドを始めとしたル・クルーゼの商品をオンラインショップで購入する場合には次の3つのうちのいずれかが良いでしょう。
品揃えの差も上記3つの間ではあまりありません。
ただ、セール商品の在庫などは、ル・クルーゼ公式オンラインショップが一番豊富であることが多いように感じています。
ル・クルーゼの店舗で購入
購入する前に、自分の目で見て色を確認して、重さなどを確認したいという方にとってはル・クルーゼの店舗で購入すると良いでしょう。
ル・クルーゼの店舗は全国にありますのでお近くの店舗に行ってみると良いでしょう。
まとめ
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
それでは、ル・クルーゼ ココット・ロンドについてまとめます。
- ココット・ロンドはル・クルーゼの代表的な商品で100年鍋とも言われている。
- 優れた熱伝導性など、美味しい料理を作る秘訣が満載。
- サイズはやや大きめのサイズを選んだ方が良い。
- レシピも豊富で専門のレシピ本まである。
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