IPO新規株式上場 アクリート(4395) ブックビルデイング 社長の横顔 初値は
IPO 新規株式上場 ブックビルディング
アクリート(4395) の抽選申し込みについて検討してみました。
1 代表取締役社長 伊藤 彰浩さん
企業の成長は、何より人で決まるという信念の元、まずは代表取締役社長の伊藤 彰浩さんの横顔を見ていきます。
1) プロフィール
1968年生まれ。
一橋大学商学部卒。
1992年 トーメン(現、豊田通商(株))入社。
東南アジアの通信インフラ向けプロジェクト、現地企業との合弁ビジネス、現地企業の立ち上げに従事。
2001年 インディゴ(株)入社。
2005年 同社取締役
2008年 同社代表取締役
2014年 アクリート設立、代表取締役社長に就任。
(インディゴ(株)より、SMS配信事業を分離独立する形での設立。)
2) その他
伊藤 彰浩さんの情報を調べてみたのですが、ほとんど情報が見つかりませんでした。
もしかすると、あえて表に出ないようにしているタイプの経営者さんなのかもしれません。
参考: 同社有価証券報告書、「WANTEDLY」「マーケティング会社ナビ」
2 会社概要
1) ミッション
- 大量のSMSを、正確に、安定して配信する
- SMSの事業用途を広げる
- SMS配信マーケットを健全に発展させる
抽象的な表現にせず、あえてSMSの事業内容を絞ったミッションにしたのは、とても潔さを感じます。
2) 事業内容
主に企業から個人向けのSMS配信を代行するサービスの提供。
3) 従業員数
10人
4) 本社所在地
東京都世田谷区太子堂1-12-39 三軒茶屋堀商ビル6F
5) 主要株主
- BANA1号有限責任事業組合
- 伊藤 彰浩(代表取締役社長)
他にオークファンなどが株主として名を連ねています。
3 IPOスケジュール
抽選申込期間 7月10日(火) ー 7月17日(火)
当選発表 7月18日(水)
購入申込期間 7月19日(木) ー 7月24日(火)
上場日 7月26日(木)
4 幹事証券会社
主幹事: SMBC日興証券
5 企業の成長性は
SMSと聞くと一瞬、枯れたサービスかなと思ってしまうのですが、実は私も最近よく使っていることに気づきました。
特に二段階認証などの本人確認の際によく使っています。
確かに、ナンバーポータビリティの関係で携帯電話の番号を変更する機会は少なくなりました。
その反面、メールアドレスは変更することも多く、またLINE等のメッセンジャーサービスの台頭でメール自体があまり使われていなくなってます。
そうすると、今後ますますSMSの重要性は高まってくると思います。
そして、アクリート(4395)はSMS配信においては業界ナンバーワンのシェアを誇っているので、今後もその優位性は保ち続けるのではないかと予想します。
6 初値は
公開価格が比較的安くなりそうなこと(想定価格は690円)、事業としての成長性が見込めること等から、初値は公開価格からの100%増ということも期待できるのではないかと考えます。
7 抽選申し込みするかどうか
全力でエントリしようと思います。
想定価格も低いので、抽選申し込み可能な証券会社全てに抽選申し込みしようと思います。
幸運を信じて。