IPO新規株式上場 イボキン(5699) ブックビルデイング 社長の横顔 初値は

IPO 新規株式上場 ブックビルディング

イボキン(5699) の抽選申し込みについて検討してみました。

 

 

1 代表取締役社長 高橋 克実さん

企業の成長は、何より人で決まるという信念の元、まずは代表取締役社長の高橋 克実さんの横顔を見ていきます。

 

1) プロフィール

1969年生まれ。

1993年 津田鋼材株式会社入社

1995年 株式会社ヤタカ入社

1998年 イボキン入社

2002年 同社常務取締役就任

2003年 同社専務取締役就任

2007年 同社代表取締役社長就任

 

2) 「リサイクルナンバー1宣言」

高度経済成長時代、イボキンは生活のための家業として鉄くずを回収していました。

社会的地位の低さを実感し、仕事場の前を通る我が子と目を合わせたくないという声もあったそうです。

そこで、3代目社長の高橋克実さんが「リサイクルナンバー1宣言」を掲げ、誇りを持てる会社に変わっていきました。

 

3) 都市鉱山は今や日本の誇る重要な資源

高橋克実さんは、都市鉱山(都市で大量に廃棄される資源)を重要な資源として考えており、安全かつ安心に資源を抽出して豊かな自然を次世代に残していくことが使命だと考えています。

 

特に今後30年間は、オイルショック期からバブル期までの間に建てられた膨大な量の建物等が建て替え期を迎えはじめ解体工事が数倍の規模で発生するので、都市鉱山の活用がますます重要なものとなってきます。

 

参考:「HiNT!(ヒント)12 大義が未来を作る

 

 

2 会社概要

1) 会社憲法

社会の平和と発展を願い、お客様の喜びと社員の物心両面の幸福を追求する。
そして明るく積極的に活動し、堅実な経営を行う。

1.常に明るく感謝の気持ちを持って誠実に徹する。
2.仕事を通じ人間性を高め、すべての行動に品格を伴う。
3.きのうより今日、今日より明日へと常に改善し創意工夫を重ねる。
4.思いやりのある気さくなサービスで、すべての人をお客様として大切にもてなす。
5.技術力、ノウハウ、安全性を高め日本を代表する総合リサイクル企業を目指す。

 

2) 事業内容

資源循環型社会形成のための総合リサイクル企業

3つの事業セグメントで構成されている。

  1. 解体事業
  2. 環境事業
  3. 金属事業

 

3) 従業員数

130名

 

4) 本社所在地

兵庫県たつの市揖保川町正條379番地

 

 

3 IPOスケジュール

抽選申込期間  7月17日(火) - 7月23日(月)
当選発表    7月24日(火)
購入申込期間  7月25日(水) ー 7月30日(月)
上場      8月2日(木)

 

 

4 幹事証券会社

主幹事:東海東京証券

 

 

5 企業の成長性は

ここ5年間は、売上規模が55億円程度と概ね横ばい傾向にあります。

経常利益は、5年前が1.5億円だったのか、直近では2.7億円とかなりの伸びを示しています。

 

業種の特性からいっても爆発的な伸びは期待できませんが、今後ますます都市鉱山が増加していくことを考えてみると、堅実な伸びが期待できると考えます。

 

 

6 初値は

業態がリサイクルですので、あまり注目されない可能性があります。

しかし、堅実な経営実績から考えると、初値は公開価格を割ることは考えにくいと思います。

初値は、公開価格から15%増と予想します。

 

 

7 抽選申し込みするかどうか

ブックビルディングに抽選申し込みします。

もし、複数当選すれば、一つは長期保有も検討してみようと思います。

 

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