「前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?」 前田 めぐる 著 読書メモ
前田 めぐる 著
育児、介護をしながらフリーランスを続けてきた、著者の前田めぐるさんの体験を元に、フリーランスになる心構えなどを説いた本です。
フリーランスとありますが、この本では、起業を含めた広い意味でのフリーランスのことを意味しており、起業を目指すサラリーマンの方がお読みになっても、十分に新たな気づきがあると思います。
一番、共感したのが、「ワークライフバランス」ならぬ「ワークライフバリュー」という言葉です。
「ワークライフバリュー」とは、生きている自分のを全部使って仕事に活かしていくということで、育児をしている時間も、介護をしている時間も、ここから得た経験を仕事に活かしていくということです。
例えば、ボーッと空想している時間も、ネットで何か検索している時間も、その空想や検索を発信するなどして、仕事を活かしていくということです。
他に、刺さった点は次の通りです。
・フリーランス(起業を含めた広い意味でのフリーランス)を始めるためにまずすること。
ゆずれないことをきめる
→これをきめれば最優先事項が自ずと決まる。
引き受けると決める
→自分の身に起きる出来事を引き受けると決める。
どんなふうにでも働き続けると決める
→たとえ、仕事が細くなっても続けることだけを考える。
・「悩む」のではなく「考える」
「悩む」=「どうしよう」
「考える」=「どうすればいいか」
・完全無欠を目指さない
暗闇に一歩足を踏み入れれば、永遠の闇はない。だんだん目が慣れてくる。
・他人に期待をしなければストレスフリー
期待することから生まれるストレスを減らしてくれる。
・チャレンジを習慣にする。
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