断捨離で思い出の品を捨てるにはどうするか? 動画、写真での保存で思い出を残せる
断捨離、片付けをするとどうしても捨てられないものが出てくることはないだろうか?
特に思い出の品などは捨てようとすると心を引き裂かれる気がするのではないだろうか。
私も思い出の品はどうしても捨てられなかった一人である。
しかし、あることをするようになって捨てること、断捨離をすることができるようになったのである。
同じ悩みをお持ちの方は是非とも読んでいただきたい。
目次
1 思い出の品との感動の対面
思うところあって、家の中のものを徹底的に断捨離(今はミニマリストと言うのであろうか)しているところである。
やはり、家に、部屋に物が少ないととても落ち着くのだ。
そして、断捨離を進めて行くうちに子供が受験時代に取り組んだプリントが多数出てきた。
約1年半ぶりの再開である。
特に、過去問の答案用紙に私が添削を加えてあるものが出てきたとには、涙が溢れて止まらなくなった。(なお、私は涙もろい方ではない)
子供が真剣に過去問に取り組んだ時のことがはっきりと記憶に蘇ってきた。
私が必死に解説、解答を照らし合わせて出題意図を理解して添削をした時のことが、完全に蘇ってきた。
合格するかどうか全く読めない状況の中で、極限の不安の中で親子で闘った時の思いが蘇り、溢れる涙が止まらなかった。
過去問の答案用紙を時系列に眺めてみると、試験が近くにつれて子供の解答も私の添削も真剣度が上がり、かつ実力が上がっていることも手に取るように読み取れた。
2 子供の受験時代を振り返る
ここで子供の受験時代、それも受験直前期を簡単に振り返ってみることにしよう。
受験直前の半年前、諸般の事情で塾中心ではなく独自のカリキュラムで受験まで親子二人三脚で進んで行くことに決めた。
いや、正確に言うとこう決めざるを得なかった。
ここからが、苦闘の始まりであった。
まず、すべきことは子供のモチベーションを高めることであった。
独自のカリキュラムで親子二人三脚で行くと決めたのは子供の方であった。
そのため、最初はやる気に満ち溢れていた。
自分で進む道を決めたのだから、当然といえば当然だ。
このやる気が受験日まで続くことを期待していた。
しかし、そのやる気は長くは続かない。
やる気が長くは続かなかったことの原因は
・なかなか結果が出ない
・今やっていることが本当に結果に結びつくのか定かではない
・塾のように強制的に勉強をする環境ではないので、やらない自由がある
といったところであろうか。
そんな中、私の方から手を変え品を変えて私の方からやる気を引き出すようにした。
私がやったことは、勉強を教えるというよりは、やる気を引き出すことだったのだと思う。
このように毎日毎日やる気を引き出すことに苦戦しながら受験当日を迎えたのであった。
3 思い出の品はどうしても捨てられない
さて、断捨離の話に戻ろう。
私自身はもともと物を捨てることが出来ない人間であった。
しかし、こんまりさんの本「人生がときめく片づけの魔法」を読み
「手にとってときめかないものは捨てる」
と決意してからは、割と簡単に捨てることが出来るようになった。
まさに、こんまり様様なのである。
しかし、どうしても捨てられないのが思い出の品なのだ。
特に、子供との思い出の品だけはどうあがいても、心を引き裂かれるような気持ちになり捨てられないのだ。
これらの思い出の品を捨てないで残すという選択肢はないわけではない。
しかし、そうすると残す品があまりにも多すぎて断捨離には全くならない状態なのだ。
よって、断捨離を完成させるためには、これらの子供との思い出の品を処分せざる得ないのだ。
4 写真、動画を撮影して保存して捨てることにした
子供との思い出の品を捨てるにはどうすれば良いか、のたうちまわるほど考えて出た結論が写真を撮って捨てるということであった。
写真を撮って保管しておけば、思い出が蘇ることに期待したのだ。
しかし、写真を見返してもあまり思い出が蘇ることがないことに気づいた。
何か、実感がないのだ。
そのため、動画も撮影して保存することにした。
例えば、過去問の答案用紙であれば、何枚かを手でめくりながらズームをしたりして撮影した。
撮影後、動画を見返してみるとやはり写真よりは断然思い出が蘇ってくるのだ。
よって、子供との思い出の品を処分するときには写真と動画を撮影し保存し、かつ整理をするためにEvernoteに保存することにした。
5 動画保存をすると臨場感が溢れて思い出が蘇る
写真、動画をEvernoteに保存して、しばらく経った後に改めて見直してみた。
すると、特に動画は実物の思い出の品に負けないぐらいの臨場感があり思い出が蘇ってくるものであった。
これで安心して思い出の品を処分できるようになった。
6 まとめ
思い出の品を処分するときには、特に動画での保存が思い出を残すには効果的であった。
ただ、本当に捨てられない思い出の品は大切に保管しておこうと思う。
人生の証になるものだから。