薬指の名前の由来。実生活でわかったその秘密!英語では?薬師如来?
人間の指にはそれぞれ名称があります。
親指、人差し指、中指、薬指、小指 と名称がついています。
親指とか、人差し指、中指、小指とこの4つの名称はなんとなく腑に落ちるのですが、薬指だけはずっと腑に落ちませんでした。
ところが、最近、実生活をしていて、薬指とネーミングされた由来、意味が完璧に腑に落ちました。
では、薬指の名前の由来や、私が薬指のネーミングに腑に落ちたエピソードを紹介していきますね。
目次
1 世間的に言われている薬指の由来
Wikipedia では、薬指の由来について以下のとおりとなっています。
昔、薬を水に溶かす際や塗る際にこの指を使ったことに由来していると言われる説、薬師如来が右の第四指を曲げている事に由来するという説がある。
うーん、なんだかわかったのかわからなかったのか、よくわかりませんが、そうなのかもしれません。
Wikipediaにはもう一つ注目すべき記載がありました。
西日本で紅差し指系の用例が多く、東日本では薬指系の用例が多い。
なんと、西日本では「紅差し指」と言われているんですね。
初めて知りました。
2 英語、中国語では薬指のことは何ていう?
今度は、英語、中国語では薬指のことをなんていうか調べてみました。
1) 英語では
英語では、薬指のことを「ring finger」というそうです。
確かに左手に結婚指輪をはめますからね。
ただ、左手のみならず、右手のも「ring finger」です。
2) 中国語では
中国語では、薬指のことを「无名指」というそうです。
「无名」とは、「名称のない,名前の知られていない」という意味で、薬指は要するに「名前のない指」ということなんでしょうね。
なんだか、薬指さんかわいそう。。。
3 塗り薬をどの指につけるか検討してみた
1) 塗り薬をしばらくつけることになりました。
しばらくの間、塗り薬をつけることになりました。
この塗り薬ですが、チューブ式のものでつける前にチューブを手にとって、キャップを開ける必要があります。
このときに、
1)まず、左手の親指と人差し指でチューブを持ちます。
2)右手の親指で人差し指でチューブのキャップを開きます。
さて、ここで薬を自分の指につけるわけですが、どの指につければ良いでしょうか。
2) どの指にチューブから薬をつければよいか
どの指にチューブをつければよいか、親指から小指まで検討してみます。
① 親指
キャップを開けるときに親指を使ったので、汚れてしまった可能性があり、親指は候補から除外します。また、親指に薬をつけても塗りにくいです。
② 人差し指
塗りやすさの点からは、有力候補です。
しかし、親指同様にキャップを開けるときに人差し指を使ったので、汚れてしまった可能性があり、これも候補から除外します。
③ 中指
キャップを開けるときにも使っておらず、塗りやすさの点からも悪くはないので、候補にします。
④ 薬指
中指同様に、キャップを開けるときにも使っておらず、塗りやすさの点からも悪くはないので、これも候補にします。
⑤ 小指
塗りやすさの点から候補から除外します。
3) 決選投票! 中指と薬指のどちらに薬をつけるか
ここまでで、残った候補は中指と薬指です。
さて、どちらに薬をつけるかです。
結論からいうと、私の場合は躊躇することなく、薬指に薬をつけていました。
なぜかというと、チューブのキャップを開けるときに中指もキャップに触れてしまうことも多く、汚れがついてしまっている可能性があるからです。
そのため、迷うことなく、自然と塗り薬を薬指につけていました。
4 絶妙なネーミングだった!
この「塗り薬をどの指につけるか」の検討は、頭の中で自然と検討していたものです。
ですので、塗り薬をつけるという実生活の中から、自然と薬指につけることが定着したのです。
そして、それは驚きでした。
「だから薬指っていう名前なんだ!」
「なんて絶妙なネーミングなんだ!」
と腑に落ちた瞬間でした。
5 まとめ
ひょんなことから、薬指の絶妙な呼び名、ネーミングについて考えてみました。
薬指とネーミングされた時代には、さすがにチューブ入りの薬はなかったと思いますが、きっと同じようなシチュエーションだったのでしょう。
なんだか、古来に想いを馳せてこのネーミングのことを考えていて、とても楽しい時間でした。
薬指さん、ありがとう!