立花孝志さん(N国党)の経歴に驚いた (1)出馬、選挙経歴
2019年7月21日に行われた第25回参議院議員選挙でNHKから国民を守る党(N国党)から出馬して見事に当選した立花孝志さん。
当選後、メディアにも頻繁に登場し頭の回転の良さを見せつけ多くの人の注目を集めています。
まさに彗星の如く現れた感もある立花孝志さん。
これまで、どのような経験を積まれているのかとても興味があるところですよね。
立花孝志さんの動画や記事を見まくっている筆者が、簡潔に立花孝志さんの経歴やエピソードなどを紹介します。
第一回目の今回は、これまでどのような選挙へ出馬されていたかについて紹介します。
目次
1 市議会議員への出馬
2005年にNHKを退職してしばらくはパチプロで生計を立てていた立花隆さん
退職から8年後の2013年に政治団体「NHKから国民を守る党」を設立しました。
そして、ここから立花孝志さんの市議会議員への出馬が始まります。
1) 大阪府摂津市議会議員選挙に立候補(2013.09.08.)
まず、2013年9月8日に投開票が行われた大阪府摂津市議会議員選挙に立候補されました。
立花孝志さんの出身地は大阪府泉大津市で摂津市とは電車で1時間20分程度と少し距離があるので地元だからということではなさそうです。
選挙結果は、得票率1.18%と残念ながら落選してしまいました。
2) 東京都町田市議会議員選挙に立候補(2014.02.25.)
摂津市議会議員選挙から約5ヶ月後、立花孝志さんは東京都町田市議会議員選挙に立候補しました。
2014年2月25日が投開票日です。
選挙結果は、得票率1.13%と残念ながら落選してしまいました。
3) 千葉県船橋市議会議員選挙に立候補し当選(2015.04.26.)
町田市議会議員選挙から約1年2ヶ月後、今度は千葉県船橋市議会議員選挙に立候補しました。
投開票日は2015年4月26日です。
選挙結果は、見事に得票率1.43%で当選しました。
立候補者73人、当選者50人の中で立花孝志さんは35位での当選でした。
2 東京都知事への立候補(2016.07.31.)
船橋市議会議員選挙当選から約1年3ヶ月後、船橋市議会議員を辞職して今度は2016年7月31日に投開票が行われる東京都知事選挙に立候補します。
この時の政見放送で立花孝志さんは「NHKをぶっ壊す」を連呼しました。
YouTube立花孝志公式チャンネルより
この政見放送で、立花孝志さんの名が一気に広まることになりました。
選挙結果は、得票率0.41%で落選となりました。
なお、この東京都知事選挙では現在のN国党の幹事長である上杉隆さんも立候補していました。
3 再度、地方議会議員選挙へチャレンジ
1) 大阪府茨木市議会議員選挙(2017.01.22.)
東京都知事選挙から約6ヶ月、戦いの場を大阪に移し大阪府茨木市議会議員選挙に立候補しました。
投開票日は2017年1月22日です。
選挙結果は、得票率1.10%と残念ながら落選してしまいました。
2) 東京都議会議員選挙(2017.07.02.)
大阪府茨木市議会議員選挙から約半年後、再び戦いの場を東京に移して東京都議会議員選挙(葛飾区)に立候補しました。
投開票日は、2017年7月2日です。
選挙結果は、得票率2.4%となる票を獲得したのですが残念ながら落選してしまいました。
2019年の参議院議員選挙当選のわずか2年前の出来事です。
地方議会議員選挙で2連敗したその2年後に国会議員になるとは誰が予想したでしょうか。
3) 東京都葛飾区議会議員選挙(2017.11.12.)
東京都議会議員選挙からわずか4ヶ月後、今度は東京都葛飾区議会議員選挙に立候補します。
投開票日は、2017年11月12日です。
選挙結果は、得票率1.85%を獲得として、見事当選となりました。
4 首長選挙にもチャレンジ
2019年7月参議院議員選挙のわずか1ヶ月半前、船橋市議会議員を辞職して今度は大阪府堺市長選挙に立候補します。
立花孝志さん自身も明言している通り、参議院議員選挙の売名としては効果的な立候補だったのではないかと思います。
投開票日は2019年6月9日です。
選挙結果は、得票率5.1%を獲得しましたが、残念ながら落選となりました。
5 満を持して参議院議員選挙に立候補、当選!
堺市長選挙から1ヶ月半後、立花孝志さんは満を持して第25回参議院議員選挙に比例区から立候補しました。
政見放送も話題になりました。
YouTube立花孝志公式チャンネルより
結果はご存知のとおり、得票率1.97%で見事に当選となりました。
また、NHKから国民を守る党(N国党)で見ると比例区4人、選挙区37人の合計41人が立候補し、選挙区では得票率3.02%を獲得し、政党要件を満たすこととなりました。
6 立花孝志さんの選挙経歴を振り返る
では、改めて立花孝志さんの選挙経歴を振り返ってみましょう。
2013.09.08. 大阪府摂津市議会議員選挙 落選
2014.02.25. 東京都町田市議会議員選挙 落選
2015.04.26. 千葉県船橋市議会議員選挙 当選
2016.07.31. 東京都知事への立候補 落選
2017.01.22. 大阪府茨木市議会議員選挙 落選
2017.07.02. 東京都議会議員選挙 落選
2017.11.12. 東京都葛飾区議会議員選挙 当選
2019.06.09. 大阪府堺市長選挙 落選
2019.07.21. 第25回参議院議員選挙 当選
この選挙経歴をみて、誰かを思い浮かべることはないでしょうか。
そう、第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンです。
彼は何度も何度も選挙での落選を繰り返して51歳で大統領になったのです。
立花孝志さんの選挙経歴を見ると、エイブラハム。リンカーンをどうしても重ねてみてしまい、今後の躍進を期待してしまいます。
7 まとめ
選挙経歴だけをみても、決して順風満帆とは言えなかった立花孝志さん。
この選挙結果と今の活躍ぶりを見ると、立花孝志さんから勇気をもらっている人が多いのではないでしょうか。
立花孝志さん(N国党)関連の記事は、今後も何回かに分けて掲載していきます。
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