NHKから国民を守る党(N国党)立花孝志さんの次期衆議院議員選挙戦略

NHKから国民を守る党(N国党)立花孝志さんが早くも次期衆議院議員選挙に向けて動き出しています。
立花孝志さん、よく知られていることですが選挙の分析にはとても時間をかけて行い緻密な戦略を立てています。
このように選挙を研究、分析し尽くした立花孝志さんが衆議院議員選挙でどんな手を打ってくるかとても注目ですよね。
立花孝志さんおよびN国党のとても良いところはYouTubeで戦略などの全てを惜しみなく公開することです。
次期衆議院議員選挙に向けての戦略もYouTubeで公開されていましたので、立花孝志さんウォッチャーの私がまとめて簡潔に紹介します。
この記事を読むだけでN国党 立花孝志さんの緻密な次期衆議院議員選挙の戦略がわかります。
目次
1 衆議院議員選挙の戦略を一挙に公開
立花孝志さんは2019年8月16日にアップした動画で、次期衆議院議員選挙の戦略を一挙に公開しています。
立花孝志YouTube公式チャンネルより
この動画は25万回以上も再生されています。
そして、コメント欄には、
凄く忙しい中、こんなにも丁寧に説明してしかも、ワクワクさせる!民主主義の基本を底上げしてくれるようなパワーに満ちたエネルギーを感じます!
政治活動を全てオープンにすることで、政治に関心を持つ国民が増えてる。これだけでも政治家として大きな仕事してると思うわ。
他の国会議員って普段はどんな活動をしているかなんて、ほとんどブラックボックスやけど、ここまでオープンにする議員は画期的! 戦う相手は巨大ですが頑張って欲しいです。
政治に疎い人間にも具体的なビジョンを見せて引っ張ってくれる立花さん
選挙が楽しみになる!
と言った声が見受けられます。
ここまで情報を公開した政治家は過去にいたでしょうか。
この情報をオープンにするという姿勢が、有権者からの支持を集めている大きな要因になっていると思います。
2 N国党の次期衆議院議員選挙の戦略
さて、N国党の次期衆議院議員選挙の戦略を見ていきましょう。
1) 立候補者300人を擁立する
NHKから国民を守る党(N国党)は、次期衆議院選挙で立候補者300人を擁立する方針を発表しました。
300人の内訳は
- 比例区: 11人
- 選挙区: 289人
とのことで、基本的には立候補可能なところには全て立候補するというのが方針です。
2) 比例区で4人の当選を目指す
衆議院議員選挙の比例区は全部で11あります。
N国党では、そのうち
- 北関東
- 南関東
- 東京
- 東海
- 近畿
- 九州
の6つのブロックで当選可能ではないかと考えているとのことで、この6つのブロックから4人の当選者を出して、所属国会議員が5人以上とういう政党要件を満たしたいとのことです。
これら6つのブロックは定数も多いため得票率3-5%程度で当選する可能性があり、当選しやすいと読んでいるとのことです。
比例区の他の5つのブロックである
- 北海道
- 東北
- 北陸
- 中国
- 四国
については、定数が少なく当選は難しいと読んでいます。
3) 選挙区でも立候補する理由
衆議院議員選挙の289の選挙区では、定数が1であり得票率40%以上が必要であるため、こちらも当選は難しいと読んでいます。
しかし、基本的には289全ての選挙区で候補者を立てる予定です。
その理由は、
- 知名度をあげるため
- 政党助成金を得るため
とのことです。
289の選挙区は全て一人区なのですが、一人区だと当選に必要な得票率も高くなりますが、候補者一人への得票率も高くなる傾向にあります。
N国党は4.6-10%の得票率を獲得できるのではないかと考えているそうで、6%とると供託金と同等の政党助成金が入ってくるとのことです。
4) 衆議院議員選挙:選挙区での立候補者を募集
そこで、N国党では次期衆議院議員選挙 選挙区での立候補者を募集するとのことです。
立候補したい人は、氏名、住所、電話番号、自己紹介を書いてメールで上記の動画で紹介しているアドレスに送って欲しいとのことです。
今のN国党の勢いを考えると、立候補希望者が殺到するのではないかという気がしています。
3 まとめ
衆議院議員選挙、選挙区の立候補者をYouTubeで募集するという前代未聞の策で次期衆議院議員選挙で300人の立候補者を立てる予定のNHKから国民を守る党。
次期衆議院選挙はまだいつになるかは未定ですが、N国党の動向に引き続き注目していきたいと思います。
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