カルロス・ゴーンさんの名言を振り返ってみる 有価証券報告書の虚偽記載の疑いで逮捕

カルロス・ゴーンさんが金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕とのニュースが入ってきました。

 

カルロス・ゴーンさんと言えば、20世紀末から21世紀初頭にかけての数年間、日本人ビジネスマンに最も大きな影響を与えた一人と言っても過言ではないでしょう。

 

そこで、このタイミングであえて、カルロス・ゴーンさんの名言を振り返ってみます。

 

 

1 名言

1) コミットメント

名言ではなくキーワードですが、カルロス・ゴーンさんが「コミットメント」と使うようになってから、日本のビジネスの現場でも瞬く間に使われるようになりました。

 

「コミットしますか」とよく聞かれたのを思い出します。

 

 

2)  素晴らしい計画は不要。計画は5%、実行が95%だ

日本のビジネス界では、計画策定に多くの時間と労力をかける傾向にあります。

 

計画書も凝ったものにして、何日もかけて作成します。

 

カルロス・ゴーンさんは、そんな日本のビジネスの風習を全否定してくれました。

 

 

3) アマチュアは問題を複雑にし、プロは問題をシンプルにする

確かに20世紀末の日本のビジネスの現場では、小さな問題をあえて大問題にしてしまう傾向があったと思います。

 

仕事をしているというアピールだったのかもしれません。

 

そんな風習を、カルロス・ゴーンさんは一刀両断にしてくれました。

 

 

4) 客観的な事実の把握なくして、適切な対策は生まれない

カルロス・ゴーンさんのこの言葉の影響で、日本のビジネスの現場でも数値化するということが、よく叫ばれるようになったのだと思います。

 

 

5) 困難は避けるものではなく、解決するものである

これは、人生全般にも言えることです。

 

私も、どうしても困難を避けてしまいがちですが、困難に直面したら解決するという意欲が湧くようにしたいと思います。

 

 

2 まとめ

このように、カルロス・ゴーンさんが日本のビジネス現場に与えた影響はとても大きいものでした。

 

捜査の進展を見守りたいと思います。

 

 

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