睡眠負債を解消し睡眠貯蓄を40代から心がけた方が良い3つの理由
「睡眠負債」という言葉が2017年の流行語大賞のベスト10に選ばれたように、今やこの「睡眠負債」という言葉は多くの人が知っています。
そして、「睡眠負債」という言葉が知られるようになるとともに、睡眠の重要性が再び注目されています。
しかし、まだまだ十分な睡眠をとっている人は少ないものです。
特に働き盛りの30代、40代の方々にとっては、仕事や家庭でやるべきことが多すぎて、なかなか十分な睡眠がとれないものです。
実はこの年代、特に40代こそ、早急に睡眠負債を解消して、睡眠貯蓄を心がけるべきなのです。
その理由を3つ紹介します。
1 睡眠負債の蓄積は酔っ払った状態と同じである
睡眠負債が蓄積した状態は、お酒を飲んで酔っ払った状態と同じです。
とすると、睡眠負債を抱えている人は、毎日酔っ払った状態で会社や家庭で活動していることになります。
特に、40代ともなると仕事でも重要なポジションを任されることも多く、家庭でも子育てや子供の進路など重要な帰路に立たされることも多いでしょう。
そのような、重要な日々を酔っ払った状態で過ごしているということを考えてみてください。
これでは、充実した人生を送れるはずがありません。
睡眠負債は早急に解消するべきなのです。
2 睡眠負債は、アルツハイマー型認知症リスクを高める
最近の研究では、睡眠負債の蓄積は、アルツハイマー型認知症を発症するリスクを高めるという結果が出ています。
睡眠不足だと脳にアミロイドβという、アルツハイマー型認知症を誘発すると言われている物質が溜まっていくということがわかっています。
睡眠不足を解消せずに、睡眠負債がどんどん溜まっていけばアミロイドβが溜まっていき、それだけアルツハイマー型認知症のリスが高まるのです。
認知症は、早期の予防が大切です。
特に、深い睡眠を取りにくくなっている40代の方は、今のうちから意識をして睡眠負債を解消することを心がけましょう。
3 睡眠負債は、うつ病を引き起こすリスクが高まる
睡眠負債の蓄積は、うつ病を引き起こすリスクが高まることも知られています。
特に40代の方にとっては、職場や家庭などで、 ストレスが溜まることも多く、常にうつ病のリスクと隣り合わせです。
睡眠負債を解消して、うつ病になるリスクを少しでも減らしましょう。
4 まとめ
このように睡眠負債の蓄積による、リスクはとても大きいです。
日々、充実した人生が送れるように、早期に睡眠負債を解消しましょう。