IPO新規株式上場 プロレド・パートナーズ(7034) ブックビルデイング 社長の横顔 初値は
IPO 新規株式上場 ブックビルディング
プロレド・パートナーズ(7034) の抽選申し込みについて検討してみました。
1 代表取締役 佐谷 進さん
企業の成長は、何より人で決まるという信念の元、まずは代表取締役の佐谷 進さんの横顔を見ていきます。
1) プロフィール
1976年生まれ。
東京芸術大学美術学部卒業。
2002年4月 ジェミニ・コンサル ティング 入社。
2002年11月 ブーズ・アンド・カンパニー(現PwCコンサルティング) 入社。
大手プラント工業のリエンジニアリング、大手都銀の営業戦略の策定、経済産業省依頼のリサーチなどの経営コンサルティングに従事。
2005年4月 ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社 入社。
不動産運用(REIT)会社である同社にて、住宅、オフィス、商業ホテル、倉庫物件などの取得・運用業務に従事。
2009年12月 プロレド・パートナーズを創業。
企業不動産とコスト削減に特化したコンサルティングを提供。
また、交渉のスペシャリストとしてセミナー・講演、雑誌などへの寄稿も多数。
まず、特筆すべきなのは、その出身大学です。
経営者としては、異色の東京芸術大学美術学部を卒業されています。
また、大手コンサルティング企業で様々な経験も積まれているようです。
2) 不動産ファンドの考え方を生かし、成果報酬型コンサルティングで成功
佐谷進さん率いるプロレド・パートナーズ(7034)では、成果報酬型のコンサルティング業務を行っています。
成果報酬型というと、最終的に報酬が入るまでに、人件費を含む多額のコストが先行するというリスクがあり、他社もあまり手を出さない分野です。
しかし、佐谷進さんは、不動産ファンドでの経験を生かし、「組織で実行しリスクマネジメントをする」という手法で、独自の成果報酬型コンサルティングのスタイルを確立しました。
3) 社員の採用に多大な時間と手間をかける
「1人のカリスマ経営者より100人のスター社員を」という考えのもと、社員の採用には代表取締役の佐谷進さん自らが多大な時間と手間をかけるそうです。
そして、社員には、会社が掲げるミッションへの共感や忠誠心も求めないそうで、求めるのはただ一つ「Think Out(考え抜く)」という姿勢だけだそうです。
会社への忠誠心を求める企業が大多数であるなか、こういう企業は社員にとっても、とても働きやすいことでしょう。
参考:「コンサル業界ニュース」「type就活」「体温の伝わる交渉」
2 会社概要
1) アイデンティティ
THINK OUT
2) ビジョン
価値=対価
3) 事業内容
戦略コンサルティングファームで提供されている主な経営コンサルティングをパッケージ化し、企業再生ファンドや大手・上場企業に成果報酬型のコンサルティングサービスを提供。
4) 従業員数
80人
5) 本社所在地
東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル4F
3 IPOスケジュール
抽選申込期間 7月10日(火) ー 7月17日(火)
当選発表 7月18日(水)
購入申込期間 7月19日(木) ー 7月24日(火)
上場 7月27日(金)
4 幹事証券会社
主幹事:みずほ証券
副幹事:SMBC日興証券
5 企業の成長性は
まず注目すべきは売上高の推移です。
2013年10月期の売上が1.5億円に対し、2017年10月期の売上は10.1億円と、この短期間で6.7倍もの上昇を遂げています。
また、業態がコンサルティングですので、今後大きな原価が発生するという見込みもなく、今後より一層の売上、利益の伸びが期待できるでしょう。
6 初値は
上記のように、今後大きな成長が見込まれるプロレド・パートナーズ(7034)です。
IPOとしては、さほど人気があるとは言えないコンサルティング業ですが、この成長性の高さから考えると、初値は公開価格から1.5倍にはなると予想します。
7 抽選申し込みするかどうか
全力でブックビルディングの抽選に申し込みます。
やはり、この成長性は魅力です。
幸運を信じて。