Startup Hub Tokyoに行ってコンシェルジュに起業相談を受けてきた。
起業に向けてかなり悶々としていて、起業経験のある方に相談したいと思っていました。
相談するにはどうすればよいのだろうと、ネットでいろいろ探していたところ、Startup HUB Tokyo(スタートアップハブ東京)にというところがあることがわかりました。
そこで、早速、申込をして相談に行ってきました。
1 Startup HUB Tokyoとは
東京都が運営する施設で、ラウンジやコンシェルジェによる相談が無料で利用できものです。
Startup HUB TokyoのサイトにはVisionとして次のような記載があります。
起業とは誰にでもあり得る、人生の選択肢の一つです
東京における創業支援の入口として、
ここ丸の内にStartup Hub Tokyoは誕生いたしました。
“起業もありかも知れない”と思った時から、
調べてみたり、相談したり、参加してみたり、
創業・起業を皆様がより身近に感じられるような
サービスを行う支援拠点になりたいと考えています。
アクセスも最高と言っていいほどで、東京駅と有楽町駅からそれぞれ徒歩5分の丸の内に位置しており、入り口には東京創業センターの看板がありますので、一目でわかります。
ラウンジにも行きましたが、カフェのような感じでとても快適でした。
そして、なんと託児施設もあるそうです。
このような快適な設備が無料で使用できるとは、本当に驚きました。
2 コンシェルジュに相談してみた
さて、早速コンシェルジュに相談してみました。
1) コンシェルジュに相談したこと
予約時にコンシェルジュに何を相談したいのかを記載する必要があるので、これまでの自分のバックボーンと、悩んでいることを相談しました。
私が相談している悩みは、
「何から始めたらいいのか、何をしたらいいのかわからない」
という、こんなこと相談していいのか。。。というものでした。
2) コンシェルジュからのアドバイス
担当していただいたコンシェルジュは、とても丁寧に話を聞いていただきました。
相談前はちょっと緊張していたのですが、すぐにその緊張もほぐれ十分に相談することができました。
コンシェルジュから受けたアドバイスは以下のようなものです。
a) コンセプト
- どんなサービスにしたいか、コンセプトを考える。
- ふわっとしたコンセプトではなく具体的なコンセプトにする。
- まずは、先行してホームページを作ってしまうというのも良い手段である。ホームページを作成しながら気づくことがたくさんあるだろう。
b) お金
- 収支の予測を立てる。今現在、予測を立てられる範囲で具体的に策定する。
- 交通費などの経費も想像以上にかかることも留意する。
- 生活費も明確に算出する。
- 働けなくなった時に備えて保険に入る。
- 失業保険の対象であれば、どの程度もらえるのか確認する。
c) 情報発信、営業
- 情報発信は、SNSはもちろんのことだが、地域密着の営業も考えて良いだろう。目をつけない人が多いので以外と穴場である。多くの人は、顔が見える人から買いたい(サービスを受けたい)ものである。
- 交流会にも参加しても良いだろう。参加する交流会はよく吟味する必要はある。
- 無料体験サービス、無料相談会などを開くのもありだろう。
- FacebookなどのSNSでは法人アカウントもあるので、そちらで発信するのもありだろう。
- 起業家を目指す人のセミナーなどに講師として参加するのもよい。
d) 期限の設定
- 何月何日に起業すると決める。起業日から逆算して、いつまでに何をやるか決めて部屋の壁に貼る。
e) その他
- 1日の生活パターンも考えて、タイムテーブルを策定してみる。
- スタートアップハブ東京のイベントも良いのがあれば参加する。
3 コンシェルジュ相談で気づいたこと
今回、Startup HUB Tokyoのコンシェルジュに相談をして、いくつか目から鱗の気づきがありました。
特に、地域密着ということは全く考えていなかったのですが、確かにこれはありそうですね。
この気づきを起業にいかさなければと、決意を新たにしました。