「頑張って」と言われて落ち込んでしまった。
ある年配の人から、
「私は無一文から頑張って、なんとかこの年齢までやってきた。だから頑張って!」
と言われた。
その言葉にとても落ち込んでしまった。
それも、かなり重度な落ち込みだった。
この件について考えてみた。
目次
1 なぜ、その人はそのようなことを言ってくれたのか
なぜ、その年配の方は、私にそう言ってくれたのか考えてみた。
おそらく、私が元気がない様子だったので、元気付けるために声をかけてくれたのだと思う。
そう、その人は、間違いなく私のことを思ってそう声をかけてくれたのだ。
2 なぜ落ち込んでしまったのか
私のことを思って、声をかけてくれたことに対して、なぜこうも落ち込んでしまったのだろうか?
冷静に分析すると、おそらく「頑張って」という言葉に過剰に反応してしまったのだと思う。
「頑張って」という言葉が、「今は頑張ってない」との意味で受け止めてしまったのだろう。
そして、言われた時が、疲れ果てていた時だったから、余計に過剰反応してしまったのだと思う。
3 落ち込んだ気持ちからの復活に向けて
今やるべきことは、この落ち込んだ気持ちからの復活することである。
どうやって復活するか、作戦を考えてみた。
1) 落ち込んだ気持ちと正面から向き合う
なぜ、落ち込んだのかもう少し深く考えてみることにした。
その言葉を言われた時は、頑張っていた時というよりも、頑張ろうとしていたが体調が悪くて十分に頑張れなかった時だったのだ。
なので、「頑張って」という言葉を、「今は頑張ってない」との意味で受け止めてしまったのは、当然だったのかもしれない。
図星だったことを言われたので、落ち込んでしまったのだろう。
となると、この落ち込んだ気持ちから復活する作戦としては、体調を整えて日々やるべきことを確実にこなすということだけだ。
2) 有酸素運動をする
これまでの経験から、有酸素運動をすると気分が上がることが多い。
特に自然と触れ合いながらの有酸素運動が有効である。
これからジョギングかサイクリングに行ってこようと思う。
4 「頑張って」という言葉
「頑張って」という言葉は、私もよく使っている言葉かもしれない。
しかし、今回経験したように、実は人を傷つける可能性のある言葉である。
この言葉を遣うのは、控えることにしよう。
その代わり、相手に対して共感する言葉を発するようにしよう。
5 書いたことによって落ち着いてきた
ここまで書いてきて、気持ちが落ち着いてきたことに気づいた。
書いたことで、自分の気持ちが整理されたのだ。
やはり、気分が沈んだ時は、書いてみると効果がある。
6 まとめ
「頑張って」という言葉は、強烈な負のパワーを持つ時がある。
私自身、使わないようにしよう。
また、気持ちが沈んだ時は今回のように言語化して、自分の気持ちを整理してみよう。
これにより、おそらく復活も早くなるだろう。