「目黒」と「目白」 なんでこんなに似たような名前の地名があるのだろうとふと思った
1 目黒駅を通り過ぎた時にふと思った
昨日、山手線に乗っていて目黒駅を通り過ぎました。
その時、突然、なんで目黒駅と目白駅ってこんな近くに(山手線で18分の距離)、似たような名前の駅があるんだ??
偶然なのか?
それともなんか関連があるのか?
などと、疑問が湧いてきました。
そして、脳の好奇心スイッチが入ったみたいで、早速調べてみました。
2 目白と目黒の地名の由来
1)目黒の由来
目黒の地名は、目黒不動(瀧泉寺の通称)が由来だと言われています。
ちなみに、目黒不動は、かんしょ先生で有名な青木昆陽のお墓があります。
2)目白の由来
目白の地名は、目白不動(金乗院の通称)が由来だと言われています。
ちなみに、目白不動の現住所は、東京都豊島区高田でして、目白(東京都豊島区目白)にはなかったりします。
3 なんと、目赤、目青、目黄もあった
なんと、東京には目黒、目白の他に、
目赤
目青
目黄
までありました。
江戸の五色不動と言われているそうです。
4 目黒、目白以外はどこに?
では、目黒、目白以外の目赤、目青、目黄はどこにあるのでしょうか。
1)目赤不動
東京都文京区本駒込にある南谷寺というところの通称が目赤不動だそうです。
近辺には目赤という地名は確認されませんでした。
2)目青不動
東京都世田谷区太子堂にある最勝寺というところの通称が目青不動だそうです。
近辺には目青という地名は確認されませんでした。
3)目黄不動
目黄不動は、なぜか2つあります。
ひとつは、東京都台東区三ノ輪にある永久寺というところの通称です。
もう一つは、東京都江戸川区平井にある最勝寺というところの通称です。
いずれも、近くに目黄という地名は確認されませんでした。
5 まとめ
ふとした疑問から調べてみたら、江戸の五色不動にまでたどり着きました。
それにしても、目青不動、目赤不動、目黄不動まであるなんて、予想もしませんでした。
今度、機会があったら江戸の五色不動の全てに行ってみたいなあと思います。
今回は、とても、楽しい検索の旅でした。