ロシアW杯 日本、コロンビアに歴史的勝利 長谷部のキャプテンシーを見て名著「心を整える」を振り返る

2018 FIFAワールドカップ ロシア グループステージ初戦で日本(世界ランキング61位)が、コロンビア(世界ランキング16位)に2-1で歴史的な勝利を収めました。

 

ワールドカップ前は以前よりも盛り上がりに欠けていたようにも思えましたが、ここにきて一気に盛り上がってきました。

次のセネガル戦にも期待です。

 

この試合で、私が一番目に付いたのが、キャプテンの長谷部誠選手です。

主審への適切なアピールや、特に目立ったのが選手への積極的な声かけでした。

 

長谷部選手のキャプテンシーで後半のコロンビアの追い上げも、乗り切れたのだと思います。

 

 

さて、長谷部誠選手というと、私には思い出の一冊があります。

今から7年ほど前に読んだ、

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

という本です。

 

私がこれまで悩んでいたことを解消させてくれた本で、私の人生に最も影響を与えた本の一つです。

 

ワールドカップでのコロンビア戦で歴史的勝利を上げたこの機会に、この本を振り返ってみたいと思います。

 

 

 1 心は強くするものではなく「整える」もの

長年、私はメンタルが弱い、心が弱いとずっと自分で思っていました。

そして、なんとかして強くなろうと努力をしてきましたが、どれも効果がないままでした。

そんな時に、この本に出会いました。

本の冒頭に次のような記述がありました。

 

「メンタルを強くする」「心が折れちゃダメ」「心を磨け」などと言われることがありますが、僕の考えはちょっと違います。

(中略)

「心をメンテナンスする」「心を整える」こと。僕はそれを常に意識して生活しています。常に安定した心にすることによって、自分を見失わなくなります。

 

このフレーズを読んだ時は、本当に自分にとって大きな発見でした。

そうか、

心は強くするものではなく整えるものなんだ!

という大発見でした。

 

メンタルが弱いというのが、ずっと自分のコンプレックスでしたが、そうではなく、心を整えればよいのだと腑に落ちました。

 

この本には次のような記述もありました。

  • 24時間息をつく暇もないと、自分を見つめ直す時間も持てない。
  • 意識して心を鎮める時間をつくる。
  • 一日の最後に必ず30分間心を鎮める時間を作っている。
  • 1日1回、深呼吸をして、必ず心を鎮める時間を作る。そうすれば葛藤を抱えても、平常心でいられる。

 

この本を読んだ7年前から、これらのことは実践しているつもりですが、ここで改めて意識して生活に取り入れようと思います。

 

 

2 整理整頓は、心を整えるためにとても大切

心を整えるには、環境も大切だとこの本では説いています。

 

ドイツのことわざで「整理整頓は人生の半分である」というのがある。

日頃から整理整頓を心がけていれば、生活や仕事に規律と秩序をもたらす。

だから、整理整頓は人生の半分といえるぐらい大切である。

 

この本を読んでからは、整理整頓を意識するようになったのですが、最近は少し部屋の中も雑然としてきました。

 

ここで改めて、整理整頓をしなければならないと強く誓いました。

 

 

3 周りに流されないことは、心を整えるためにとても大切

さらに次のような記述もありました。

 

三浦知良選手はみんなでご飯を食べていても、時間になったら、「じゃあ、明日練習だから」と言って帰っていく。

 

カズ選手は、意識して一人になる時間を作って、心を整えているのでしょう。

 

私はあまり周りに流されない方だと自分では思うのですが、これも改めて意識していこうと思います。

 

 

4 まとめ

2018 FIFAワールドカップ ロシアでの日本の歴史的勝利から、心を整えることの重要性をあらためて思い出させてくれました。

 

日本代表メンバー、そして長谷部誠選手にありがとうと言いたいです。

 

これからも常に心を整えることを意識して、日々を過ごしていきたいと思います。

 

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