2018年の八十八夜は? 八十八夜ってどんな意味があるのか調べてみた。
1 2018年は5月2日が八十八夜
この記事を書いているのは2018年の5月2日です。
今日は、八十八夜なんだそうです。
小学生のころに「夏も近づく八十八夜♪」って歌いましたよね。
「茶摘み」という曲の始まりなのですが、この「茶摘み」は文部省唱歌ということなので、多くの方が歌ったことがあると思います。
ところで、今の今までこの「八十八夜」ってなんの意味か考えたこともなかったので、調べてみることにしました。
2 そもそも八十八夜ってなんのこと?
八十八夜とは、立春から数えて88日目のことをいいます。
なお、立春とは、暦の上で春が始まる日のことをいい、2018年は2/4です。(2/3になることもあり、直近では2021年の立春は2/3です。)
ですので、2018年の八十八夜は立春から数えて(立春を1日目とする)88日目なので、5/2ということになります。
3 立春と茶摘みってどんな関係があるの?
文部省唱歌の茶摘みでも唄われていますが、立春と茶摘みはどのような関係があるのでしょうか。
八十八夜の日に摘んだお茶は、甘くてやわらかく、これを飲むと病気にもかかりにくく、長生きすると言われているそうです。
ですので、「茶摘み」で八十八夜が唄われているんですね。
4 八十八夜のその他の意味は?
「茶摘み」の歌詞以外にも、
・「八十八夜の別れ霜」
・「霜なくて曇る八十八夜かな」 正岡子規
というのを聞いたことがないでしょうか。
八十八夜と霜には何か関係がありそうですね。
そうです、霜がなくなるのが八十八夜ごろからだと言われており、八十八夜をすぎたら気候も穏やかになり、農家にとっては農業に最適の季節になります。
農家の方にとっては、ここからが勝負所だったのでしょうね。
5 まさに「夏も近づく八十八夜」ですね。
「八十八夜」について調べてみたら、いろいろなことがわかりました。
そして、気候だけでなく、農業の面でも、まさに「夏も近づく八十八夜」だったのですね。