ドラゴン堀江 東大合格発表
ドラゴン堀江、東大合格発表がありました。
ドラゴン堀江から東大を受験した堀江貴文さん、TAWASHIさんの結果はどうだったのでしょうか。
感動的なシーンもあった東大合格発表の様子やドラゴン堀江を通しての感想、セカンドシーズンはやるのか?等を紹介します。
1 ドラゴン堀江、ここまでのおさらい
まず初めにドラゴン堀江のここまでのおさらいをしておきます。
1) メンバー
① 堀江貴文さん
ドラゴン堀江の校長(?)かつ受験生。
福岡の名門校久留米大附設卒業時に東大に現役合格。
2018年秋にドラゴン堀江を立ち上げ受験生に堀江メソッドを伝授する。
そして、自らも2度目の東大合格を目指し、背中で受験生を引っ張るという指導を行う。
得意科目は文系科目全般。(ただし、古文は苦手としているよう)
② 受験生:TAWASHIさん
お笑い芸人。
ドラゴン堀江に参加以降、毎日12時間の勉強を続ける。
その圧倒的努力により番組では「東大に最も近い男」と言われていた。
早稲田大学中退。
得意科目は社会。
センター試験では日本史、世界史で190点/200点
③ 受験生:わちみなみさん
グラビアアイドル。
明治大学卒業。
高校は福岡県の名門で公立校トップの修猷館高等学校。(ちなみに福岡県の私立トップ校は堀江さんの出身校の久留米大附設。)
センター試験ではわずか2点差で足切り突破ならず。
応援に回る。
④ 受験生:オバンドー吉川さん
お笑い芸人。
立教大学卒業。
お笑い芸人をしながら塾講師として受験生の指導にあたる。
得意科目は数学、物理。
センター試験は、数学、物理ともに9割の高得点を叩き出すが、19点差で足切り突破ならず。
応援に回る。
⑤ 最強講師:大島さん
お笑い芸人で東京大学大学院在学中。
家庭教師で多くの受験生を指導。
ドラゴン堀江では、文系科目の指導を担当。
⑥ 最強講師:たくみさん
教育系YouTuber、東京大学大学院卒。
ドラゴン堀江では、理系科目を担当。
12月以降は、堀江さんにつきっきりで数学を指導。
2) 受験した科類
堀江さん、TAWASHIさん共に受験した科類は文科一類です。
これは、センター試験の成績から最も足切りされない確率が高いということで選んだものです。
2 TAWASHIさん合格発表
1) TAWASHIさんの合格発表
まずは、TAWASHIさんの合格発表です。
合格者の番号を画面で追っていきます。
そして、いよいよTAWASHIさんの番号のところへ。
見ている私もドキドキです。
結果は、
残念ながら番号はありませんでした。
「ああー」
「ダメでしたね。」
TAWASHIさんは声を振り絞りました。
TAWASHIさんが心底悔しがっているのが、画面からもはっきりとわかりました。
2) TAWASHIさんのコメント
その後、TAWASHIさんは震える声で話します。
「悔しかったですね。」
「やっぱり、高い壁でしたね。東大は。」
「でも、結果残念でしたけどみなさんに協力していただいて、このような機会をいただいて本当にありがたかったという気持ちが強いです。」
この時は、TAWASHIさんは完全に泣いています。
「受験を通して勉強をすることが本当に楽しいなと感じることができたいのでありがたいです。」
「受験生の方にも応援していただいたし、周りの方にも応援していただいたし、そんな環境がまずなかったので。」
「合格発表で泣くとは思わなかったので、こんなになってびっくりしています。」
TAWASHIさん、言い訳一つもせずに、悔しさ、無念さでいっぱいの中、見事なコメントだったと思います。
私も、TAWASHIさんのコメント中、涙で画面が見えなくなってしまいました。
3) わちみなみさんのコメント
わちみなみさんも涙声で語りました。
「半年間、近くですごして、TAWASHIさん芸人さんですけど、この企画に人生賭けていると言っていて、仲間として一緒に受けたかった。」
「受かって欲しかった。」
「受からなくてもTAWASHIさんの心は視聴者に伝わったと思う。」
「本当に尊敬できる結果だったと思います。」
わちみなみさんの言っているとおり、TAWASHIさんの頑張りは視聴者に多くの感動と勇気を与えたことと思います。
4) オバンドー吉川さんのコメント
続いてオバンドー吉川さんもコメントします。
「もう今の涙を見てもわかる通り、死ぬ気でやったというのは伝わっている。」
「世間の皆様にもタワシさんの姿は伝わった。」
「素晴らしいと思う。」
TAWASHIさんの涙は死ぬ気でやったからこその、美しい涙でした。
5) 最強講師たくみさんのコメント
最強講師のたくみさんもコメントします。
「言葉が出にくいが、文系の東大受験は数学がキーポイントになった。」
「もっと文系数学に対応できるように自分も頑張りたい。」
6) 最強講師 大島さんのコメント
最後に最強講師の大島さんがコメントします。
「普通の受験生なら志望校が一校ということはなく、たった一校の合否が結果になってしまうので感情の整理はついていない。」
「TAWASHIさんから依頼のあった英作文の添削をもっと早く返信できるようにすべきだったとの後悔がある。」
「TAWASHIさんは勉強に関係なく、こんなに一つのことを努力できる人を見たことはない。」
「このまま何かを続けて欲しいです。」
TAWASHIさんの努力量は、最強講師の大島さんが驚くほどすごいものだったのでしょう。
画面を通じても伝わってきました。
3 堀江貴文さん合格発表
1) 堀江貴文さん合格発表を見に行く
TAWSHIさんの合格発表の興奮醒めるまもなく、堀江貴文さんの合格発表がありました。
堀江さんは、夕方に合格発表を東大本郷キャンパスに見にいきました。
車中での堀江さんは、
「現役の時より、文系科目に関しては出来ている。」
「現役の時は、後期試験をターゲットにしていたので合格発表を見に行っていない。」
「ふわっと東大に受かっちゃった。」
「国語が史上最強にできたから数学が悔しい。」
「数学35点取れていたら絶対受かったけど、今回は不本意。数学で失敗したから。」
「数学やれば良かった、真面目に。」
「そしたら、余裕で受かった。」
「やっぱり数学間に合わなかった。」
とのこと。
堀江さん、数学のことをまだ引きずっています。
しかし、これだけ引きずっているということは、全力を尽くした証拠なのだと思います。
2) 堀江貴文さんの合格発表
東大本郷キャンパスに着いて、堀江さん合格発表を見にいきます。
そして、正門前に帰ってきて報告です。
「いやーダメでしたね」
「あとで点数見て見ないとわからないけど何点取れていたんでしょうね。ギリなら悔しいですよね」
「ドラゴン堀江、来年どうしようか? 3月末に点数わかるけど、数学取れていれば確実に受かるので。」
「ドラゴン堀江特待生募集したら来ると思う」
「チーム作りたい。TAWASHIと一緒に受験しに行ってチーム感があって良かった。」
ドラゴン堀江の桜は咲きませんでした。。。
3) abemaTV出演時のコメント
abemaTVの生放送には、堀江さんは中継で出演しました。
なんと、手にはお酒のグラスを持って。
堀江さんのコメントです。
「350点で不合格になっているんじゃないかと思う。」
「社会と英語と国語はかなりいい位置まできている。」
「(原因は)数学の1/2だな」(※数学の大問1で計算ミスをしておそらく1/2をかけてしまったよう)
堀江さんは、数学の試験直後から、翌日、発表当日とずっと数学の計算ミスが悔しくて仕方がないようです。
いつも合理的な行動を取るように思われる堀江さんですが、このシーンは堀江さの人間的な側面がとても出ていて、とても親近感を持たせるものでした。
4 ドラゴン堀江 セカンドシーズン、リベンジはあるのか?
さて、こうなってくるとドラゴン堀江 続編、 シーズン2 リベンジ編があるのかが気になって来ます。
ここで、鈴木おさむさんと思われる方が、「受験生の3人は来年はどう?」と質問します。
わちみなみさんは
「受けれるのであれば受けたい。(足切りで)二次試験受けれなかったので受けたい。」
と即答しました。
TAWASHIさんは、
「10年ぶり2回目の浪人をしようと思います。」
と宣言。
おそらく、abemaTVの企画がなくても受験することでしょう。
オバンドー吉川さんは、
「ぼくは、やりたくないです。」
とのこと。
もちろん、これを機に芸人に専念するというのもありだと思います。
堀江さんは
「受験系で落ちたの初めて。」
「数学なめていた。たくみ先生に習って実力を過信していた。」
「40点を取れると思っていた。20点をおざなりにしていた。」
「(なめていなければ)1/2なんか絶対にしなかった。」
とのことで、まだ数学を引きずっていました。
断言はしませんでしたが、堀江さんもリベンジしそうです。
また、堀江さんのコメントとして、
「斜め前に座ってた人、絶対に50代、60代だった。猪瀬直樹さんにそっくりだった。」
「文系科目については全く悔いなくできている。」
「数学はもともと好き。一年やったら無敵になって絶対合格するので番組面白くないよ」
とのことで、堀江節も復活して来ました。
これは、ほぼ確実に「ドラゴン堀江 リベンジ」もしくは「ドラゴン堀江 シーズン2」はありそうですね。
いやむしろ、こんなに多くの人に感動を与えた番組ですので、是非ともリベンジ企画はあって欲しいと声を大にして言いたいですね。
受験生は、TAWASHIさんとわちみなみさんは決定的で、他に受験生を募集しそうです。
条件は、
- 芸能人(年齢制限なし)
- 一般人(1972年以降生まれ)
が案として出ていました。
番組の最後はTAWASHIさんの言葉で締めくくりました。
「東京大学合格はなりませんでした。
勉強を楽しくなれた自分がいました。
来年もよろしくお願いいたします。」
ということで、TAWASHIさんは不合格判明直後から来年の受験に向けて心は始動しています。
5 感想
では、ひとまずドラゴン堀江ファーストステージが終わりましたので、感想です。
1) 堀江さんが受験生になったのは最高の企画だった
東大受験企画そして受験企画の多くは、指導者は指導に専念するもので、指導者自らが受験をするなどという発想はありませんでした。
しかし、このドラゴン堀江は指導者、校長先生役の堀江貴文さん自身が受験生となるという前代未聞のものでした。
その経緯は、酔った勢いでの発言からだったのかもしれませんが、結果的にはこれが最高の展開を提供してくれました。
堀江さんのように、日々忙しい仕事をしながら資格試験などを目指している方は世の中に多くいます。
しかし、その多くは仕事を理由に挫折してしまうというのも現状です。
そんな中、堀江さんは普段通り仕事をして短時間勉強で合格するという道を選択し、チャレンジをしました。
この堀江さんのチャレンジに勇気をもらった社会人受験生は数多くいたのではないでしょうか。
また、ドラゴン堀江の受験生メンバーも上から目線ではなく、同じ受験生の目線として時間のない中チャレンジする堀江さんの指導はとても実践的で、かつ堀江さんの背中から感じるものも多かったのだと思います。
2) わちさん、吉川さんのメンタル崩壊に自分を投影した人は多かったはず
ドラゴン堀江の中盤ごろから、わちみなみさん、オバンドー吉川さんのメンタルが何度か崩壊しかけたシーンが出て来ました。
メンタル崩壊は、ほとんどの受験生に発生するものです。
受験成功の鍵はいかにメンタルを維持できるかに関わってると言っても過言ではありません。
わちみなみさん、オバンドー吉川さんのメンタル崩壊は、多くの受験生、視聴者が共感し、自分を投影したと思います。
だからこそ、多くの視聴者は合格を祈っていたのだと思います。
3) 主役の座はいつの間にかTAWASHIさんに
そして、ドラゴン堀江ファーストシーズンの主役の座はいつの間にかTAWASHIさんになっていました。
番組開始当初から、黙々と勉強をし続けるその姿勢に多くの受験生、視聴者が感情移入し、TAWSHIさんの合格を心底祈る展開になっていきました。
視聴者の心境としては、「夢を見させてくれ」というものや「TAWASHIさんに負けていられない」といったものだったと思います。
4) 私は何を感じたのか?
ドラゴン堀江を見ていると高校時代の自分をよく思い起こすようになりました。
そして、今更ながらに大学受験に全力を注げなかった自分に後悔の念がよぎるようになってきました。
もちろん、後悔しても高校時代に戻れることはありません。
ですので、これまで以上に1日1日を丁寧に生活して、自分の目標に向かって努力するという決意を新たにしました。
6 まとめ
大きな感動を与えてくれたドラゴン堀江。
ひとまずファーストステージが終了しました。
おそらく行われるであろうセカンドステージ、リベンジ編にも期待が持てます。
そして、ドラゴン堀江メンバーに負けないよう自分も自分の人生をしっかり歩んでいこうと思います。
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